本文へ移動

学長メッセージ

教育、研究、地域貢献・社会貢献を通じ
社会の発展に寄与し未来を切り拓く

 われわれが学問を学ぶのは、一生涯いつでも試験にそなえて、学んだことをそのまま言えるようにしておくためではない。
 そうではなくて、学んだことを人生のきたるべき場合に応用するためであり、したがって学んだことをひとつの働きに変えるためである。

 ベルリン大学初代総長で哲学者のヨハン・ゴットリープ・フィヒテの言葉です。

 大学は、単なる「物知り」になるための場ではありません。
 教師と学生が何らかの学問的な問いと時間を共有し、先人たちが積み上げてきた「知」の蓄積の上に新たな知見を創造する場であり、大切なのは、人としての「心」を伴う思考、判断、行動ができるようになることだと、私は考えています。

 長崎県立大学は、新しい課題に挑戦し続けるために必要な高い教養と専門的能力の育成、県立の大学として地域・社会の発展に貢献できる力の育成を、大きな使命としています。

 本学は、《経営学部》《地域創造学部》を擁する佐世保校(佐世保市)と、《国際社会学部》《情報システム学部》《看護栄養学部》を擁するシーボルト校(西彼杵郡長与町)の2つのキャンパスから成ります。
 両キャンパスはそれぞれ長い歴史を有する県立大学でしたが、平成20年(2008年)に統合し、新たな「長崎県立大学」となりました。平成28年(2016年)には社会の変化を見据えた学部等の改組を行ない、現在は前記の5学部(9学科)に大学院修士課程・博士課程を備えた総合大学として、幅広い分野で専門性の高い教育・研究を行っています。

 大学の教育や研究は、人を幸せにするためのものです。
 長崎県立大学は、これからも教育、研究、地域貢献・社会貢献を通じ、社会の発展に寄与し、未来を切り拓く大学であり続けます。

長崎県立大学長 浅田和伸

学長プロフィール

氏名
浅田 和伸 (あさだ かずのぶ)
生まれ
昭和37年(1962年)1月
出身
香川県小豆郡土庄町豊島(「しょうずぐんとのしょうちょうてしま」と読みます)
学歴
昭和60年(1985年)
東京大学文学部第Ⅳ類心理学専修課程卒業
学位
昭和60年(1985年)
文学士
職歴
昭和60年(1985年)
文部省(現在の文部科学省)(~令和4年(2022年))
昭和63年(1988年)
放送大学学園事務局総務部総務課
平成4年(1992年)
三重県教育委員会事務局指導課長
平成9年(1997年)
在中華人民共和国日本国大使館一等書記官
平成15年(2003年)
文部科学省高等教育局私学部参事官
平成17年(2005年)
文部科学省高等教育局専門教育課長
平成18年(2006年)
内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)
平成21年(2009年)
東京都品川区立大崎中学校長
平成24年(2012年)
文部科学省高等教育局高等教育企画課長
平成26年(2014年)
文部科学省大臣官房総務課長
平成27年(2015年)
内閣官房内閣審議官(併)教育再生実行会議担当室長
平成28年(2016年)
文部科学省大臣官房審議官(初等中等教育局担当)
平成28年(2016年)
文部科学省大臣官房審議官(高等教育局担当)
平成29年(2017年)
独立行政法人大学入試センター理事
令和元年(2019年)
文部科学省総合教育政策局長
令和3年(2021年)
国立教育政策研究所長
令和4年(2022年)
文部科学省退職
令和5年(2023年)
長崎県立大学長
TOPへ戻る