学術講演会講師・講演概要について

平成29年度 学術講演会講師・講演概要について

藤本 隆宏 氏

東京大学大学院経済学研究科教授
東京大学ものづくり経営研究センター長
(一社)ものづくり改善ネットワーク代表理事

東京大学大学院経済学研究科教授。21世紀COEものづくり経営研究センターセンター長を務め、統合型ものづくりシステムの一般体系化やアーキテクチャの理論・実証などの研究に取り組む。ものづくりインストラクター養成スクールのコーディネーターも兼任。団塊世代のものづくりのベテランを再教育して「ものづくり知識を教えるプロ」として育成し、ものづくりの技術やノウハウの継承に貢献する。
  • テーマ「グローバル能力構築競争の時代」-現場発のものづくり経営戦略論-
     これまで日本の経済を支えてきた製造業に対して、「日本の工場はもうダメだ」とか「製造業はもういらない」とか、私から見ると経済学の論理からも実証からも外れた暴論がまかり通っていたのではないかと思います。私はこれまで30~40年間「常に現場から見る」ということを行ってきました。今日もそういった観点から日本のものづくりについてお話しさせていただきます。
     

黒田 知宏 氏

京都大学医学部附属病院教授
医療情報企画部長
病院長補佐

1994年京都大学工学部情報工学科卒。1998年奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報処理学専攻博士後期課程修了。奈良先端科学技術大学院大学、フィンランド・オウル大学などに奉職後、2001年10月京都大学医学部附属病院講師として着任。2013年8月より現職。仮想・強調現実感、福祉情報学、医療情報学、ウェアラブル・コンピューティング等の研究に従事。
  • テーマ「コンピュータ技術は医療をどう変えようとしているのか」
     インターネットやスマートフォンなどのコンピュータ技術(情報通信技術)の発達は、私たちの生活を大きく変えてきました。1999年に厚生労働省が電子カルテの利用を許可して以来、医療の世界にも多くのコンピュータが入り込み、遅ればせながら、医療の世界にも大きな変化が起こっています。コンピュータ技術は未来の医療をどのように変えようとしているのでしょうか?この講演では、京都大学病院を窓にして、未来の医療を覗いてみます。
     

加藤 千洋 氏 

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授

1972年東京外国語大学中国語学科卒業後、朝日新聞社に入社。初任地は広島支局。大阪本社社会部記者、AERA編集部記者、論説委員、外報部長を歴任。1984年朝日新聞北京支局員。1994年朝日新聞アジア総局長。1996年朝日新聞北京支局長・中国総局長。2004年テレビ朝日「報道ステーション」コメンテーター。2010年4月より現職。
  • テーマ「2期目に入る中国の習近平政権と世界情勢」
     中国の習近平政権は今秋、2期目(任期5年)がスタート。改革開放を率いた故鄧小平以来の強い指導力で、国内を引き締めるほか、対外的にも経済、軍事の両面から存在感を高めています。米国では今年1月、トランプ政権が誕生し、孤立主義や保護主義に懸念が広がる中、中国は今後どのような道を歩んでいくのか。中国を見つめてきたジャーナリストとしての視点から、日中関係や米中関係などについて解説します。