長崎県公立大学法人　理事長　稲永　忍　が、令和６年２月１３日～２月２２日、タイ及びベトナムを訪問しました。

　今回の訪問では、本法人が連携協定（MOU）を締結している各機関などへの表敬訪問及び意見交換を目的としたものです。また、2023年夏に実施した国際経営学科3年生による実践的な海外企業でのインターンシップを行う「海外ビジネス研修」において、学生の受け入れを頂いた企業様方への御礼のための訪問も行われました。

　タイ・バンコクでは、2019年にMOUを締結した泰日経済技術振興協会（TPA）の会長である　プラユーン・シオワッタナー　会長を表敬訪問し、法人としての今後の活動につき意見交換などをしました。TPAは日本語学校も併設しており、施設見学も行われました。本学学生はその学校でも研修をさせていただいており、そのお礼を申し上げると同時に、今後の研修の継続及び変わらぬ支援継続についてもお話させていただきました。

　TPAの関連組織の一つである泰日工業大学も訪問し、同大学の　ランサン・ラートナイサット　学長はじめ大学関係各位と意見交換も実施し、その折には、さらなる学生交流につき活発な意見が交換されました。

　バンコクに引き続き、ベトナム・ハノイやダナン市も訪問。バンコク同様に各所へのご挨拶の後、ダナン市では、同市副市長との懇談を皮切りに、在ダナン日本国総領事館矢ヶ部　義則　総領事との面談など、短時間ではありましたが、本法人とベトナムの関連各位との今後の連携の在り方や展開などにつき多くの意見が交わされました。

　ダナン市では、ダナン市人民政府教育局と本法人とでの共同プロジェクト「栄養健康向上プロジェクト」の最終回（第4回目講座）に参加。この講座を受講し、レポートなどを提出、一定の条件をクリアした受講者の方々へ修了書を手渡ししました。

　今回の各地訪問では、本法人へのお力添えをいただいている様々な機関、及び企業の方々へ稲永理事長が直接お目にかかり、お礼の言葉を申し上げ、今後の展開についても多くの意見を交換できた貴重な時間でした。