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留学生活体験記

【vol.100 2023年12月】(中国・華僑大学 荻堂 美結さんより)

こんにちは!

私は中国の陝西省の西安外国語大学に留学している国際経営学科4年の荻堂美結です。
今回は中国での留学生活や学んだことについてお話ししようと思います。

1. 西安外国語大学について
 西安市は中国の北西部に位置する陝西省の省都で、歴史的に重要な都市の1つです。至る所に歴史的な建築物や観光地があり、中国の長い歴史を直に感じることができます。私が通っている西安外国語大学は、そんな西安市内に2つのキャンパスを置く西安唯一の外国語大学です。留学生が生活するのは中心地に近い雁塔キャンパス、その他の中国人学生は少し離れた長安キャンパスで生活をします。日本語は英語の次に学生が多い学部だそうで、日本文化に興味のある学生も多く、すぐに現地の友達を作ることができました!
 また、中国の大学は基本的に広く校区内でなんでもできると聞いていましたが、実際に長安キャンパスを訪れた際は想像以上の規模と施設の充実度にとても驚きました。大きな図書館や運動施設はもちろん、食事やショッピング、美容院やネイル店などもありました。中国人学生にはそれが当たり前のようで、私が驚いている様子を見てとても不思議そうにしていました笑

2. 中国での生活
 中国の生活はとにかく便利です。スマートフォンがあれば本当に何でもできます。5ヶ月たった今でも「こんなこともできるの!」と驚くことがあるほどです。ちなみに現金やカードを使う機会はほぼなく、微信や支付宝という国内発のアプリを使ってQRコード決済をします。スーパーやコンビニだけでなく路上販売の商品、ガチャガチャ、寮の洗濯機でさえも全てQR決済です。さらに、日本に比べて物価も安く、1人10〜15元(約200〜300円)で美味しいご飯を食べることや、1〜2元(約20〜40円)で地下鉄やバスに乗ることができとても便利です。その反面、国内の銀行口座を持たない外国人やスマホに慣れないお年寄りにとっては厳しい場合も多いと感じます。実際私も中国に来て2週間ほどは、電話番号や現地の銀行口座が無かったため、気にかけることが多くとても不便な思いをしました。

3. 語学力
 学期初めに行われるクラス分けテストの結果でレベルごとに分けられ、他国からの留学生と一緒に、中国語で中国語の授業を受けました。私のクラスはロシア語圏の学生が半分、フランス、スウェーデン、韓国など、国際色豊かなクラスでした。私は日本で読み書きを中心に勉強していたので、初めの1カ月はコミュニケーションの面でとても苦労しました。しかし、さまざまな機会を通して先生やクラスメイト達と交流していく中で、語学力も徐々に成長しているなと感じます。やはり、自分の伝えたいことがうまく伝わるととても嬉しいです。

 私は人情味あふれる中国での生活がとても大好きです。新しい友人たちに囲まれて、刺激的な留学生活を過ごすことができました。中国は費用面、生活面、教育面のどの点においてもおすすめできる留学先です。中国語力に自信がない学生でも、西安には集中して一からでも学べる環境が揃っています。留学に少しでも興味を持っている方は、ぜひチャレンジしてほしいと思います!
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