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留学生活体験記

【vol.94 2022年12月】(タイ・タマサート大学 高嶺 妃倖紀さんより)

こんにちは。8月からタイのタマサート大学に留学している国際社会学科の高嶺妃倖紀です。タイでの大学生活について書きたいと思います。

まず、タマサート大学のキャンパスはとても大きくスタジアムやプール、病院、ジム等があり、学内を循環するバスや自転車、電動キックボードなど移動手段がたくさんあります。バンコク郊外に位置しているため、自然が豊かでリスやコモドオオトカゲ等の日本では見られない動物に出会うことができます。

授業は全て英語で行われますが授業によって難易度がかなり変わるため、色々と授業を受講してみて自分にあったレベルで興味のある授業を履修するといいと思います。タイの授業時間は1コマ3時間あり、午前1コマ、午後1コマとなっています。3時間も集中力が続くか不安でしたが90分経つと休憩があり、みんなコーヒーやおやつを買ってきて授業が始まっても食べています(笑)タイの人は食べることが好きで調子はどう?の挨拶よりももうご飯は食べた?と聞かれる時の方が多く、美味しいご飯を教えてくれたりします。

私の周りのタイ人はフレンドリーで優しく、面倒見の良い人が多くとてもお世話になりました。異国の地で友達ができるか心配していましたが、留学生一人に現地の学生が何人かつくバディ制度があったり、日本企業が多く進出していたり、日本語を勉強している学生が多かったりとすぐに友達を作ることができました。また、あまり大きくない学部のため、1人で授業に出ていると留学生?と話しかけてくれたりします。タイで日本という国は憧れの国らしく、商品に「日本」や「おいしい」などの日本語が書かれていたり、日本食のレストランや屋台を多く目にしたりできます。しかし、タイ風にアレンジを加えられていることがあるのでタイ料理として食べることをおすすめします(笑)。

BJM(Bachelor of Arts Program in Journalism and Mass Communication)はメディア系の学部なこともあってSNSを活用している人が多くいます。いわゆるインスタグラマーやティックトッカ―と呼ばれそうな人たちが多くいます。自分の魅せ方を分かっていて、自己プロデュース力が高いなと感心してしまいます。写真や動画を撮るのが上手で、動画編集のセンスもあるので彼らのインスタグラムを見るのはとても楽しいです。大人数で集まったりイベントをするのが好きなため、恋人の有無によって着る洋服の色が決められている日があったり、ハロウィンのコスプレをする日があったりしたのですが、したい人だけしてしたくない人はしなくていいとのことで、タマサート大学の良いところは全て自由なところと言っていました。タイはたくさんの文化が入り混じっていてどの文化を取り入れるかは個人に任されているというスタンスに似ていて、タイの好きなところの1つです。

タイは気候も人もあたたかく、留学費用も欧米に比べると安価であるため、とてもおすすめの留学先です!
学内にいるコモドオオトカゲ
パタヤ国際花火大会
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