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海外語学研修体験記

【vol.53 2023年8月】(中国・西安外国語大学 戸越 玲那さんより)

                             地域創造学部 公共政策学科3年 戸越 玲那
 
 私たちは約3週間西安へ語学研修に行きました。最初は何をするにも不安ばかりでしたが、周りの人の暖かさに助けられ、とても充実した3週間を過ごすことが出来ました。私たちが中国へ行った時期は、福島第一原子力発電所の処理水問題が起っている最中であったため、私は出発前から不安でいっぱいでした。しかし、中国人は日本人である私たちに対してとても親切にしてくれました。中国人のその優しさで私の不安も取り除かれ中国での生活を楽しむことが出来ました。

 中国での生活は、平日の午前中が授業で、平日の午後や土日は自由行動でした。私たちは兵馬俑や大雁塔、鐘楼、動物園などたくさんの観光地に行きました。漢服も着ることが出来ました。兵馬俑では日本語で案内をしてくれたり、漢服の着付けをしてくださる方は知っている日本人の話をしてくださったり、すごく親切に対応してくれました。また中国の支払いはスマホ決済が主流であるため、微信やアリペイで決済をするのですが、私はどちらのアプリも不具合で使用出来ず、現金しか支払方法がありませんでした。「现金可以吗」と聞き毎回の支払いを行っていました。現金しか持っていなくてもスマホ決済が主流の中国で生活をすることは出来ました。

 中国のご飯も最初は自分の口に合うか不安でしたが、全部美味しかったです。私は水餃子と火鍋が中国でのご飯で一番好きでした。西安外国語大学での授業もとても楽しく中国語を学ぶことが出来ました。日本人だけでなく、フランス人やルーマニア人、韓国人、ペルー人などがクラスメイトで色んな国の友達を作ることが出来ました。3週間という短い期間でしたが、たくさんの人と関わり、言語だけでなく、文化や歴史などたくさんのことを学び、たくさんの貴重な経験をすることが出来ました。私はもっと中国語のスキルを上げてもう一度中国に行きたいと強く思いました。
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