センター長挨拶

 本学は平成28年4月から、新学部新学科を設置し、5学部9学科で新たなスタートを切りました。この再編のねらいは、「主体的に考え、課題を見つけ、的確な対応ができる若い人材」を育成し、将来の地域社会の発展に寄与していくことにあります。このような人材の育成に関しては、各学科で様々な工夫が試みられることと思います。本センターは、その過程で生じた教育に関する課題を各学科の先生とともに考え、解決していくために、現在、1)全学FD活動(ファカルティ・デベロップメント=先生方の教育活動の質的向上および充実を目指した活動)、2)学生の学修成果の測定と社会への発信、3)大学評価や学生調査の分析に基づく本学教育システムの改善に取り組んでいます。そしてこれらの取り組みを通じて、先生方に教育改善に関するツールやデータを提供していきたいと考えています。

 具体的に1)のFD活動では、学生が自ら考え、課題を見つけるような仕掛けづくりや、学生の勉学やキャリアへの動機づけを高めるための先生方の役割を一緒に考える場を提供します。2)については、様々な学生の学びを示し、その効果を発信することで、本学の教育の成果を地域社会にお伝えしていきます。そして3)では、第三者からの本学の評価や学生から得られた種々の調査結果を集積し、それらを分析することによって大学の教育に関するPDCAサイクルの一端を担わせていただきます。

 本学は、地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)に選ばれた「長崎のしまに学ぶ―つながる とき・ひと・もの―」に代表されるように、学生の皆さんに大変ユニークな学びを提供しております。本学での学びは、学生の皆さんの血肉となり、将来のキャリアに貢献することと信じています。そして、本センターは、まさに、新しい長崎県立大学ならではの「学び」を開発し、将来に向けた教育システムを構築するための研究と実践を重ねていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

センター長 橋本 優花里