センター長挨拶

 デジタル情報革命などに伴い激変するビジネスの現場。長寿化に伴う「人生100年時代」を前に再考を迫られる個々人のライフプラン。複雑さを増し、先行きの不透明感が強まる現代社会では、「個」と「個」を結び、相互に補完し合うネットワーク化が様々な分野で重要になっています。
 このことは日本の一地域としての長崎県でも同じではないでしょうか。グローバル化の波が押し寄せる中、地域の経済活動、人々の暮らしをいかに豊かで実り多いものにしていくのか。私たちが知恵を出し合い、チャレンジしていかねばならない大きな課題だと言えるでしょう。
 地域連携センターのミッションとは、長崎の「知(地)的ネットワーク」の拠点として、地域から親しまれ、活用されることだと考えています。本学のこの姿勢は、独自のカリキュラム「長崎のしまに学ぶ」を平成28年度より必修科目として全学部で実施し、学生たちがフィールドワークを通して離島の課題に取り組んでいることからも御理解いただけるものと思います。
 様々な専門分野に通じた研究者を抱える大学は、地域に「開かれた大学」であることを求められています。その中で、当センターは、大学の研究者と地域を有機的につなぐ「窓口」役を果たします。
主な事業分野は、学外機関との共同・受託研究に関わる「産学官連携部会」と、公開講座などの企画・実施を担う「生涯学習支援部会」の二つから成ります。
 地域のみなさまに幅広く活用していただければ幸いです。

センター長 笠原 敏彦