第3回経営協議会議事録

長崎県公立大学法人 平成27年度第3回経営協議会 議事録

日 時 平成28年3月8日(火)10:30~12:00
出席者 太田副理事長(学長)、百岳専務理事(事務局長)、前田委員、才木委員、古井委員、古河委員(副学長)、平野委員(副学長)、伊藤委員(副学長)、光石監事
場 所 長崎県立大学佐世保校第1・第2会議室
配布資料
【資料1】 平成28年度年度計画(案)
【資料2】 平成28年度年度計画のポイント(案)
【資料3】 平成28年度予算(案)
【資料4】 平成28年度予算(案)の概要
【資料5】 県立大学関連の新聞記事
【資料6】 賃金改定及び休暇制度の拡充について
 (資料6-①) 長崎県公立大学法人職員賃金規程等の一部を改正する規程
 (資料6-②) 長崎県公立大学法人職員の給与等の支給に関する細則の一部を改正する細則
 (資料6-③) 長崎県公立大学法人職員の初任給、昇格、昇給等の基準に関する細則の一部を改正する細則
 (資料6-④) 長崎県公立大学法人職員の単身赴任手当の支給に関する細則の一部を改正する細則
 (資料6-⑤) 長崎県公立大学法人職員退職手当規程の一部を改正する規程
 (資料6-⑥) 長崎県公立大学法人職員の勤務時間、休日及び休暇に関する細則の一部を改正する細則
【資料7】 長崎県公立大学法人役員の報酬に関する細則の一部を改正する細則
【資料8】 平成28年度長崎県立大学一般入試志願状況
【資料9】 長崎県立大学における就職内定状況について
議  事

【報告事項(1) 平成28年度年度計画(案)について
 事務局から資料1、2に基づき主に次のような説明があった。

  • 第2期中期計画最終年度となる平成28年度の年度計画のポイントは次のとおり。
    •   【1 教育の質保証によるたくましい人材の育成】

      教員が連携して「長崎を学ぶ」「しまに学ぶ」科目群等の全学教育に取り組む。
      英語・中国語に重点を置いた外国語運用能力の向上を図る。
      新学部・学科におけるディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシーに基づいて、初年次教育を実施する。
      ジェネリックスキルの測定(PROGテスト)を実施し、測定結果を分析するとともに学習到達度測定の評価指標としての活用を検討する。
      就職率について、経済学部・国際情報学部90%以上、看護栄養学部95%以上を目指す。

        【2 魅力ある教育の実施による志願者の確保成】

      学部において必修化した「しまなび」プログラムを実施する。
      学案内等によりアドミッション・ポリシーを周知するとともに、これに基づいた入学者選抜を実施する。

        【3 地域貢献の充実・研究の高度化】

      重点課題研究として、「離島」「東アジア」「長崎の地域課題」に関する研究を推進する。
      県や市町との連携のもと、地域の政策課題に関する研究に取り組む。
      長崎県が推し進める「アジア・国際戦略」に貢献する取組を行う。
      講座内容などをより充実させ、公開講座、学術講演会、地域公開講座等を実施する。

        【4 効果的な大学運営の推進】

      各種広報媒体を最大限活用し、機動的かつ戦略的な広報活動を行う。
       4月からの新学部・学科となるが、2年生以上はこれまでの体制を維持するため、今後3年間はカリキュラム等が2重になる部分もあり、能率的かつ適切に両者に対応していきたい。
      • 説明に引き続き以下のような質疑応答が行われ、案のとおり了承された。

        委員) 新学部・学科のための教員が多く採用されるのか。
        法人) 新学部・学科への再編に向けて、これまで退職者を補充せずに採用を抑制していた部分もあり、退職補充分も合わせると、4月1日に佐世保校で24名、シーボルト校で13名の教員を新たに迎える。
         
        委員) 県内就職の割合は、「しまなび」の取組により増えているのか。
        法人) 「しまなび」の効果は計れていない。できるだけ長崎県内の企業を知る機会を増やすように、長期インターンシップを実施したり、企業の方を講師として招いての講義等の取組を通して、学生達に地域になじんでもらうようにしている。長崎大学のCOC+では、参画する各大学が長崎県内への就職率を10%上げることが数値目標となっており、本学では34%から5年間で44%へ上げる様取り組んでいきたい。
         
        委員) 「しまなび」では、具体的にどういった取組を実施しているのか。
        法人) まずは、グループワークで何を調べるかという課題設定と、調査の計画を考える講義を15回行い、その後に「しま」でのフィールドワークを4泊5日で行うが、できるだけ教員は口出しせず、見守るように心がけている。今年度は、観光ポスターやウォーキングマップ等を、地域の方から成果として取り入れていただいた例もあった。
         
        委員) 英語の運用能力強化のため、米軍基地内の大学をもっと活用できるのでは。
        法人) 基地内の大学とは連携協定を結んでおり入学試験は免除していただいているが、授業料は相応に必要であることから受講している学生は少数である。基地内の小学校の日本語教育のお手伝いや、アルバイトをしている学生もおり、そういった活動を広げることで実践的な英語になじむことは大事なことだと思われる。

      【審議事項(2) 平成28年度予算(案)について
       事務局から資料3、4、5に基づき主に次のような説明があった

      • 収入及び支出予算は自己収入分として3,333,600千円、外部資金分として178,072千円あわせて収入合計3,511,672千円を計上した。
      • 自己収入予算の主なもののうち運営費交付金収入は1,514,677千円(対前年度比84,312千円増)、学生納付金収入は1,697,793千円(対前年度比3,234千円増)となっている。
      • 支出は対前年度比71,575千円の増となっており、その主な理由は学部学科再編に伴う人件費の増に係る費用(68,615千円)や退職給付費用(60,314千円)の増である。
      • 人件費については、長崎県の厳しい財政事情を踏まえ、県へ返還する予定の人件費のH27年度の執行残を目的積立金に積立て、それを県の承認後に取り崩す補正を行う見込み
         
      • 主な新規・拡充事業は次のとおり。
      長期インターンシップ等の実践的科目の試行 (新規 8,445千円)
      進級、卒業要件である資格取得に向けた英語教育等の充実 (新規 19,790千円)
      海外ビジネス研修の本格実施に向けた試行の拡大 (拡充 5,485千円)
      eラーニングシステムの活用による自律学習の促進 (拡充 15,807千円)
      海外語学研修の拡大 (拡充 14,950千円)
      障害学生の就学支援(障害者差別解消法への対応) (拡充 928千円)
      佐世保校建替えに向けた基本設計等の実施 (新規 86,311千円)
      新学部学科の教育環境整備(情報セキュリティ設備等) (新規 70,324千円)
       
      • 「佐世保校の建替え」に係る予算について
         老朽化が進んでいる佐世保校の建て替えについては、このたび正式に建替えに着手する方向で県の予算案が定例議会に上程された。県の厳しい財政状況を踏まえ、今後、事業規模、事業費に関する協議をさらに県と行いながら全体を確定していく。スケジュールについては、平成28年度に敷地測量、地質調査及び基本設計への着手を考えており、全体として、基本設計・実施設計終了までに3年程度を要し、本体工事は、現在地において授業と並行し安全性を確保しながら1棟ずつ順次建て替える方法で、6年程度を見込んでいるが、今後、規模等を精査する中で確定していく。
        以上のような説明を行い、案のとおり了承された。

      【審議事項(3) 賃金改定及び休暇制度の拡充について】
       事務局から資料6に基づき、賃金改定及び休暇制度の拡充について説明した。
       説明を行い、案のとおり了承された。

      【審議事項(4) 長崎県公立大学法人役員の報酬に関する細則の改正について】
       事務局から資料7に基づきに賃金改定及び退職手当の見直しついて説明した。
       説明を行い、案のとおり了承された。

      【報告事項(1) 平成28年度一般入試志願状況について】
       事務局から資料8に基づき、本学の一般入試志願状況について報告した。

      • 説明に引き続き以下のような質疑応答が行われた。

        委員) 志願者については県内・県外の割合は。
        法人) 志願倍率では、県内生が41%で、ほぼ昨年なみである。

      【報告事項(2) 就職内定状況について】
       事務局から資料9に基づき、本学の就職状況について報告した。