過年度開催分(平成26年度)

平成26年度公開講座

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ ITS(高度交通システム)で長崎はどう変わる長崎をどう変える
講 師 森田 均(情報メディア学科 教授)
内 容  高度交通システム(ITS)は、自動車と道路、電車と線路を情報通信技術によって協調させて安全で便利な移動を利用者へ提供しています。県内では、五島市・新上五島町へ導入した計140台の電気自動車による未来型ドライブ観光のために活用しています。長崎電気軌道の低床車両位置情報配信サービス「ドコネ」も地域のITSです。この講座では、移動・情報・電力のネットワークという観点からITSによるまちづくりの現状と可能性について考えます。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ AR(拡張現実)の活用事例
講 師 辺見 一男(情報メディア学科 教授)
内 容  カメラで撮影した映像にCGを表示し、驚きの光景を作り出す。このような仕組みをAR(Augmented Reality:拡張現実)と呼んでいます。ARは、広告、観光、エンターテインメントなど、多くの分野で利用されるようになってきています。ARを支える技術は画像処理とCG(コンピュータグラフィクス)です。この講座では、画像処理、CG、ARについて多数のデモンストレーションを行います。ぜひ目の前で体験してください。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 飲料産業グローバリゼーション下における東アジア茶産地の挑戦
講 師 木村 務(経済学科 教授)
内 容  東アジアは世界有数の茶文化を形成しており、茶生産量は世界の3分の1を占めています。しかし近年は、ペットボトル入り茶飲料の普及によって消費が変貌し、茶文化存続の危機にも直面しています。そこで本講座では、飲料産業のグローバルな展開のなかで東アジアの各茶産地はどのような取り組みをしているか、どのような方向をめざしているかについて、中国・韓国・日本の茶産地の最新の現地調査に基づいて明らかにします。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 結婚適齢期の男性が余る時代、どのような選択が望まれるか
講 師 柳田 芳伸(経済学科 教授)
内 容  一部、DVDを用いる。現在、長崎は結婚適齢期の女性過多を呈している。広く見ると、これは例外的現象である。確かに19世紀後半のイギリスにおいては、50万余りの女性超過が生じ社会問題となっていた。しかし今日では、反対に、人口大国である中国、インドをはじめ、多数の国で男性超過が現出している。仮に今後も一夫一婦制に拘泥していくなら、多くの男性が生涯独身を余儀なくされる。自発的未婚という選択肢はないのか。一考する。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ スマートシティ─暮らしやすく、地球に優しいまちづくりを目指して
講 師 車 相龍(地域政策学科 准教授)
内 容  気象異変をもたらす地球温暖化の懸念が一層強まっているなか、その原因とされる化石燃料起源の二酸化炭素を減らすことは、まさに我々の将来をかけて対処すべき課題とされる。その際、世界人口の半分が暮らす都市をどのように変えて行くかはまさに勝負どころであり、「スマートシティ」と呼ばれる新しい都市モデルが注目されるようになった理由はそこにある。本講義では、この新しい都市モデルを中心にこれからのまちづくりを考えて見る。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 統計データでみる長崎県の地域経済~長崎県はどのような地域でしょうか?~
講 師 吉本 諭(地域政策学科 准教授)
内 容  私たちが住んでいる長崎県は一つの地域です。私たちが暮らす長崎県はどのような地域でしょうか?農業、水産業、製造業、観光などを含めた地域経済という視点から、客観的な指標である統計データにもとづき、長崎県の現状と特徴についてお話します。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 対馬宗家の対外的緊張─寛政9年(1797)の「光」と「音」─
講 師 松尾 晋一(国際交流学科 准教授)
内 容  ペリーが浦賀に来航する50年以上昔の寛政9年(1797)、対馬西方沖に見えた「光」、そして大きな「音」。慌てて派兵する対馬宗家、そして状況を見守る幕府。「光」「音」の正体とは、一体何であったのか?日韓に残る対馬宗家文書を読み解き、その謎とこの事件の意義を考えていきます。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 発展途上国の女性と子ども
講 師 和田 一哉(国際交流学科 講師)
内 容  近年、途上国と呼ばれる国々のうち、一部が目覚ましい経済発展を成し遂げ世界の注目を集めています。しかし、それらの国々とて様々な問題が社会に残っていないわけではありません。加えて、今なお多くの点で困難な状況にある国々が存在します。本講義では、いわゆる「経済」的な観点だけではなく、人々の健康や教育、社会的地位などの側面にも焦点を当て、発展途上国に依然として残る課題について概観します。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ あなたにとっての天職(Beruf)は!~欧州の精神文化を学ぶ~
講 師 山本 裕(流通・経営学科 教授)
内 容  モノの売り買いを商業とすると、商業は日本をはじめ世界の様々な地域で古くより存在しました。しかし、それを近代的な資本主義へと高めていったのは、古代文明が栄えた中国やインド、中東ではなく、唯一ヨーロッパだったのです。本講座では、マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』を手掛かりに、資本主義を可能とした精神構造をさぐり、あわせて古典を読む楽しさを紹介します。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 長崎県における買物弱者問題の実態と対策
講 師 西島 博樹(流通・経営学科 教授)
内 容  食料品販売店は地域住民の毎日の食生活を支える重要な生活インフラです。特に車などの移動手段をもっていない高齢者にとって、生鮮食料品店の地域からの消失は健康問題に直結するまさに死活問題となっています。本講座では、超高齢化社会を迎えている長崎県における買物弱者問題(フードデザート問題、Food Deserts)という新たな社会問題に焦点を当て、その実態と対策について考察していきます。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 地域包括ケアシステム構築のための住民と自治体の協働
講 師 山谷 麻由美(看護学科 講師)
内 容  地域包括ケアシステムとは何か?住民と自治体の協働とはどのようなことか?住民と自治体保健師の協働の現状と課題はどのようなことがあるか?を実践事例や研究結果を踏まえてお話しします。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 子どもの事故-地域で支える安全な子育て環境とは-
講 師 大重 育美(看護学科 准教授)
内 容  わが国の幼児の死亡原因のトップは不慮の事故です。この実態は、昭和35年以来、ほぼ変化なく、緊急に予防対策が必要で、母子保健の重要な課題として挙げられています。ではこの問題は、子どもを持つ保護者だけが注意すれば良いのでしょうか?その答えは、NOです。子育て経験が少ない核家族が増える中、ご近所さんを含めた地域での見守りが欠かせません。この機会に地域で支える安全な子育て環境を一緒に考えませんか。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 肥満は万病のもと!機能性食品成分による肥満予防の可能性
講 師 駿河 和仁(栄養健康学科 准教授)
内 容  肥満は、摂取・消費エネルギーのバランスが崩れ、からだの脂肪細胞が大きくなった状態で、糖尿病、脂質異常症、高血圧、がんなどの様々な生活習慣病を引き起こす原因にもなります。肥満の予防や改善には食事や運動面からの対応が重要ですが、それらの効果を助ける物質として様々な機能性食品成分の研究が行われています。本講義では、国内外の研究知見や本大学で行っているそれらの研究の内容についてお話しします。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 腸内細菌を介した健康増進─食物繊維を中心に─
講 師 田辺 賢一(栄養健康学科 助教)
内 容  ヒトの腸内には多くの腸内細菌が共生しており、その種類は約1,000種類ともいわれています。老化に伴い、腸内細菌叢は変化しますが、腸内細菌叢を良好な状態に保つことは健康の保持増進につながります。食物繊維やオリゴ糖は飲料や菓子類など多くの食品に含まれており、これらには乳酸菌やビフィズス菌などを増殖する働きがあります。本講座では、腸内細菌叢を良好な状態に保ち健康的に生きることについてお話します。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 糖尿病の予防と治療
講 師 森田 茂樹(栄養健康学科 教授)
内 容  「高血糖は毒物」。糖尿病は血液中の糖(血糖)が多くなり、尿にあふれ出る病気です。血糖が多くなるのは、食べ過ぎの場合と、糖を処理する能力が低い体質の為に糖が細胞内に入れずに血液中に貯まる場合です。どちらの場合も細胞が利用できなかった高血糖は栄養源ではなく、体に害を及ぼす毒物となってしまうため、血糖を下げる治療が必要になります。しかし、御自身の体質に見合った生活習慣を身につければ、多くの場合、予防が可能です。そのお話をします。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 「学びと場」を考える~知・地を紡ぐ島での体験学習を通じて
講 師 河又 貴洋(情報メディア学科 准教授)
内 容  文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の採択を受け、本学は「長崎のしまに学ぶ」と題し地域社会と連携して地域を志向した教育・研究・社会貢献を進めています。そこでは、多様な教育・学習資源を有する離島地域を「学びの場」とした主体的学びの実践を行う計画です。こうした試みから得た知見を踏まえ、地域に宿る体験を通じた「知」のあり方を地域住民の皆様とともに考えていきましょう。

講演名 平成26年度 長崎県立大学公開講座
テーマ 長崎経済の空模様~景気動向の特徴
講 師 大塚 芳宏(経済学科 講師)
内 容  本講座は、まず経済学における景気の定義から説明を始め、今、日本全体の景気がどのようになっているのかを政府統計を用いて、解説していきます。そして、長崎県の景気はどのように測定されているのかを解説していきます。また、他県の景気動向の比較を行いながら、長崎県の景気の特徴を解説してきます。