学術講演会講師・講演概要について

学術講演会講師・講演概要について

佐々木 司 氏(東京大学大学院教育学研究科教授・精神科医)

 東京大学医学部医学科卒業。帝京大学精神科助手などを経て、93年よりトロント大学クラーク精神医学研究所(カナダ)に留学。99年東京大学講師、翌年助教授。2008年同精神保健支援室長・教授。2010年に同教育学研究科(健康教育学分野)教授に異動、現在に至る。

三木 とみ子 氏(女子栄養大学名誉教授・元文部省調査官)

 埼玉県立女子公衆衛生学院卒業後、東京都公立学校教員(養護教諭)として27年間勤務。平成7年度より文部省体育局学校健康教育課教科調査官並びにメンタルヘルス教育専門官として平成12年3月まで勤務。平成12年4月より女子栄養大学教授として学部並びに大学院にて養護教諭の養成にあたる。
  • テーマ 「子どものメンタルヘルスと生活習慣」~学校や家庭はどのように受けとめ、どう向き合うか~
     今、社会の変化や生活習慣の変化、過度のストレス等による子供達の心や体の健康は重大な影響を及ぼしています。特に思春期に好発するメンタルヘルスの現状は益々深刻化していることから「子供のメンタルヘルスの現状」「学校では特に養護教諭はどのように対応するか、どのように連携するか」等を中心にお話したいと思います。
     

梶尾 真治 氏(作家)

 1947年熊本市生まれ。福岡大学経済学部卒。1971年短編「美亜へ贈る真珠」で商業誌デビュー。1991年に「サラマンダー殲滅」で日本SF大賞受賞。SFファンの投票で決定される星雲賞短編部門を四度受賞している。著書多数。「黄泉がえり」は2003年に映画化された。「クロノスジョウンターの伝説」は演劇集団キャラメルボックスによって舞台化され続けている。近著に「杏奈は春待岬に」がある。2016年「怨讐星域」で星雲賞長編部門受賞。
  • テーマ 自著を語る
     幼い頃から、SFというジャンルに心惹かれていたが、それは何故なのか?また、SFはサイエンス・フィクションの略である。科学と文学の融合であるが、SFを書いている私は、まったく科学に弱い文化系人間だ。そのような人間が書く幻想噺を果たしてSFと呼べるのか?特に、私は「時間」を扱うテーマに愛着を持っている。タイムトラベルテーマの面白さも、同時に講義にもりこみたい。
     

大西 広 氏(慶應義塾大学教授・京都大学名誉教授・北東アジア学会会長)

 1956年京都府生まれ。1980年京都大学経済学部卒業。1985年同大学経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1989年経済学博士(京都大学)。1985年立命館大学助教授。1991年京都大学助教授。1998年同教授。2012年から慶應義塾大学教授。世界のマルクス経済学者を包括したWorld Association for Political Economy副会長。
  • テーマ 民族から考える日中関係と領土問題
     私は永らく中国の少数民族問題を経済学の立場から追って来た。中国には激しい民族対立のある地域とそうではない地域があるのはなぜか、どうすればこの対立を抑止することができるのかとの問いに答えるためである。が、こうして少数民族の立場から中国を見る時、領土問題とはかなりの程度に少数民族問題であることに気づく。実は南沙問題もまたそのひとつの事例である。講演では別次元の「民族問題」たる日中関係の問題も論じる。