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研究シーズ集

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グローバリゼーションの下でのIMF、WTO体制の再考察
研究キーワード
グローバリゼーション、IMF、WTO、国際資本移動、国際間労働移動
学部学科
経営学部 国際経営学科
研究者
矢野 生子 教授
研究目的
市場原理至上主義(グローバリゼーション)拡大による世界経済への影響について考察する。「(国際)資本移動の自由化」や「国際間の労働移動」によって世界経済、特に途上国が直面すると考えられる危険性について理論モデルを構築し、現在の国際金融システム(IMF)と貿易システム(WTO)の役割について再考察を行うことが必要である。
研究概要
第二次世界大戦後、世界経済安定のために設立された、IMF(国際通貨基金)とWTO〔GATT〕(世界貿易機関)という2つの国際機関は市場原理至上主義(グローバリゼーション)拡大とともにその役割が変わってきた。しかしながら、両システムの理論的背景と現実のパフォーマンス(国際資本移動や国際間労働移動)との間の矛盾が国際経済における様々な混乱を引き起こしてきたこと、さらには現在のシステムで世界経済システムが進んだ場合、将来の世界経済において発生すると予測されるであろう問題点について、これまでに世界各地で発生した経済危機などの実例をもとにして理論的・実証的に比較・検証をおこなう。

①「国際金融論」的側面
IMFの変遷について歴史的研究をおこなうと同時に、各地で発生した経済危機に対するIMFの対応のあり方を通じて精査することで世界経済への影響について考察する。

②「貿易論」的側面
基礎理論である「比較優位の理論」に基づいた様々な応用モデル(理論)の大半が、「比較優位」の役割や貿易利益に関する理解が異なっているために、現実のWTO〔GATT〕体制においても混乱を生じさせているという点について考察する。
用途・研究効果・実用化のイメージ
関連情報
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