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石丸徹郎氏・西信好真氏を招いての合同ゼミ「地方暮らしの可能性を探る」
2025-06-25
カテゴリ:お知らせ
6月12日(木)、公共政策学科の「基礎演習」(車相龍ゼミ・石田聖ゼミの合同ゼミ)が開催され、今回はIS!AL代表の石丸 徹郎氏と、西海みずき信用組合地域振興室副室長の西信 好真氏をゲストにお迎えしました。AI時代の新しい学びや「地方暮らしの可能性を探る:若者と大人がともに作る地域づくり」をテーマに、貴重なゲストトークを行っていただきました。

石丸徹郎氏は、若い世代の障がいがある方に向けた就労支援を行う福祉サービス事業を立ち上げ、障がいのある方がデザイナーやクリエイターとして収入を得られるよう、複数のサービスや事業を展開されています。西信好真氏は、大手映像制作会社での勤務を経て、長野県上田市でイベントやツアーの企画運営を経験。その後佐世保市に移住され、現在は西海みずき信用組合に所属し、「まちの学食」事業の実施、高校生の探究学習支援、大学生向けの起業スクール開講、そして地域の担い手育成など、多岐にわたる活動に尽力されています。

当日は、お二人が連携して進めるプロジェクト「ソーシャルディスコon℃(オンド)」と、その新プロジェクトである「Goccco(ゴッコ)」の取り組みが紹介されました。on℃は、佐世保市の中心市街地で、学生・企業・地域住民が世代を超えて交流する場づくりを目指すプロジェクトです。ここでは、即興プレゼンや自由な対話を通じて地域と若者のつながりを育み、学生と地元企業との新たな接点や持続的な人材育成の可能性を広げています。

授業後半では、この「Goccco」の枠組みを応用した「Gocccoビズ」のワークショップを実施しました。これは、子どもと大人が共に学びながらスモールビジネスを提案し、実際に宣伝・販売などのアクションを行う取り組みです。ワークショップでは、参加学生が両氏からのアドバイスを受け、短時間でユニークなスモールビジネスのアイデアを次々と考案・発表しました。学生食堂の混雑を解消する代行サービスや、美味しい料理を教えるサービスなど、学生たちの自由な発想が光る時間となりました。

参加した学生からは、「ビジネスは難しいものだと思っていたが、身近な視点から面白い発想を広げられると実感した」「公共政策とビジネスを結びつけて考える新しい視点を得た」といった声が寄せられました。今回のゲストトークは、地域課題の解決に向けて、若者が自ら行動する力を育む貴重な学びの場となりました。

今回、ご紹介のあったon℃とGocccoの情報は以下の通りです。
on℃(インスタグラム):https://www.instagram.com/ondo3710/

Gocccoワークショップの様子(1)
Gocccoワークショップの様子(2)
学生によるスモールビジネスプランの提案
石丸氏によるゲストトーク
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