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 現在の仕事内容について教えてください。
 私は長崎大学病院のGCUで勤務をしています。早産や出生後すぐに手術が必要な赤ちゃんの急性期を経て、自宅に帰る準備をする病棟です。赤ちゃんの全身管理に加え、医療的ケアが必要なお子さんの場合、ご両親にケアの指導をしています。
 また、出生後すぐに赤ちゃんが入院する為ご家族の不安は計り知れません。そのため、面会の際にはご両親の気持ちを傾聴したり、赤ちゃんに対して一緒にケアを行ったりします。退院時には、地域の訪問看護師さんや保健師さんに情報共有し、退院後も赤ちゃんや家族が安心できる環境を整えることも私たちの役割です。

 就職活動開始から内定までの大まかな流れを教えてください。
 就職活動の第1歩は大学3年次の実習です。本学は様々な病院で実習させていただきます。病院の特徴や実際に看護師の動き、学生に対する指導などを通して実際に自分が働く時のイメージができます。また、大学3年次にマイナビ主催の病院説明会に参加しました。
 大学4年次の春休みに病院のインターンシップや、本学看護学科主催の病院見学会に参加しました。就職試験がある5月末までに履歴書の作成、本学の学生支援課の方に履歴書の添削、面接の練習をしていただきました。準備は大変ですが、様々な方の手助けにより内定をいただくことができました。

 今後の仕事における目標について教えてください。
 現在の病棟で赤ちゃんの全身管理と自宅に帰るサポートができるようになったら、他の病棟への異動も考えています。様々な病棟で経験を積み、色んな視点から患者さんを診れる看護師になりたいと思っています。
 急性期の病院で、患者さんもご家族も心配とドキドキでいっぱいになってしまうことがほとんどです。看護師として患者さんの全身を診れることはもちろん、その時その時の気持ちに寄り添い、会話を通して患者さんとご家族がホッとできるような看護師になりたいとも思っています。
日々の仕事では、ご両親の話に耳を傾けたり、赤ちゃんに対するケアをいっしょに行うことで、ご家族の不安を少しでも解消できるように努めていると話す高島さん。

先輩からのひとこと

ぜひ長崎県立大学の素敵な環境で仲間と一緒に看護を学んでみてください。

 印象に残っているのは実習です。実際に臨床に出てみると、座学で学んだ事と患者さんの背景など様々な事を統合して考える力が必要です。大学で学ぶ基礎を基盤とし、そこに自己学習で枝葉をつけていくことが大切だと感じました。また、看護師の笑顔で患者さんに接する姿、的確にアセスメントし看護介入を行う姿、学生を育てようとして下さる姿を見て、自分の目標となるものが明確になりました。
 また、患者さんの笑顔や「ありがとう」の言葉にたくさん力をもうこともあります。看護の楽しさ・やりがいも、様々な患者さんと関わることで学ばせていただきました。
 長崎県立大学の看護学科には多様な分野に精通した先生がおり、学生に対して真摯に向き合い指導してくださいます。学校設備も整っており、演習も実際をイメージして行うことが可能です。また、本学特有の患者さんの生活・その人らしさを視野に入れて看護展開を行う力が身につく「しまの健康実習」、実際に病院の方や救急隊員の方と一緒に災害時の動きについてシュミレーションを行い学ぶことができる「災害看護学実習」も魅力的です。ぜひ長崎県立大学の素敵な環境で仲間と一緒に看護を学んでみてください。皆さんと共に働ける日が来ることを楽しみにしています。
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