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 現在の仕事内容について教えてください。
 栄養管理業務、給食管理業務ともに実施しており、具体的に、給食管理業務は献立・発注業務、納品・検収業務、在庫管理、給食帳票作成、食事の配膳チェック、入院患者様への食事情報聞き取りなどを行っています。
 栄養管理業務は、栄養指導や栄養管理計画書等の作成に加え、回復期病棟の専任栄養士を担当しているため、回復期病棟の患者様の栄養管理を主として行っています。
 その他、各種委員会やカンファレンス等への参加などです。コロナ渦においては行われていませんが、健康講座等も担当していました。

 就職活動開始から内定までの大まかな流れを教えてください。
 学生時代、就職活動はあまり行っていないというのが正直なところです。もともと病院での就職を希望しており、かつ長崎市内で就職したいと考えていたため、選択肢としてはほとんどありませんでした。
 また、あまり器用な方ではないと思っていたため、卒論、国家試験を確実にクリアしてから就職活動に専念したいとの思いもあり、卒業し、国家試験が終わってからハローワーク等を中心に就職活動を行いました。なかなか新卒での病院採用は難しく、決まるまでは元いた研究室でアルバイトをさせてもらいながら就職活動を行う生活が続き、11月頃に最初の就職先に内定を頂きました。

 今後の仕事における目標について教えてください。
 回復期病棟の専任となったのが約1年前ですが、多職種の方と関わるため、栄養面での知識以外にも幅広い知識が必要になり、まだまだ勉強不足を痛感しています。今後は他の職種の方々とより深い内容で話ができるようステップアップできたらと思います。
栄養健康学科では、食に関することを多方面から学べ、同じ目標を持つ仲間にも出会えたと話す中尾さん。

先輩からのひとこと

長崎県立大学では、静かな環境で、食に関わる多くのことを色々な面から学ぶことができると思います。

 病院栄養士を明確に志望するようになったのは、やはり臨地実習に行かせていただいた後だったと思います。また、転機といえるかわかりませんが、自分が就職・転職してきたなかで、大学時代の恩師の存在がかなり大きいと思います。
 学部生の時ももちろん大変お世話になりましたが、正直なところ当時は卒業後にここまで研究室の先生と関りを持つことになるとは思っていませんでした。それが、卒業と同時に面倒を見ていただくことになり、転職の相談や大学助手にお誘い頂いたりと、むしろ卒業後の方か深く関わっていると思います。
 自分が栄養健康学科を目指したのが、ちょうど高校2年生の後半頃だったと思います。まだ進路について明確ではありませんでしたが、家庭の事情から大学の選択肢が多くない中で、自分が好きなことってなんだろうと考え、食べる事が好きだなと思ったのが栄養士という仕事に興味を持ったきっかけでした。長崎県立大学では、静かな環境で、食に関わる多くのことを色々な面から学ぶことができると思います。また、高校の1クラスと同じぐらいの人数で同じ目標に向かって4年間学ぶことができ、かつ卒業後は同じ進路につくことも多いため、悩みの相談もできる仲間に出会えると思います。
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