令和5年度リカレント講座
社会人の学び直しを支援するための取組としてリカレント講座を実施します。本学佐世保校、シーボルト校にて開講し、遠隔会場には主会場からテレビ授業システムにより映像を配信します。
初年度は、地域創造学部から公的機関や地域活性化に携わる方などを対象とした「商店街再生に関するプログラム」と、看護栄養学部から栄養や健康に関する業務に携わる方などを対象とした「糖尿病の食事・運動療法に関するプログラム」を開講します。
多くの皆様のご参加お待ちしています。参加無料・事前申込不要でどなたでも参加できます。是非、ご参加ください。
多くの皆様のご参加お待ちしています。参加無料・事前申込不要でどなたでも参加できます。是非、ご参加ください。
受講にあたって、統一テーマは連続した受講をお願いします。
【公共政策学科 統一テーマ】新潟県村上市町屋再生プロジェクトを参考に商店街の生き残る道を考えよう
【日時】2023年10月24日(火)18:30~19:30
【会場】主会場:佐世保校(地域交流棟2階405教室)
遠隔会場:シーボルト校(中央棟 M103)
【テーマ】新潟県村上市町屋再生プロジェクトの考察
新潟県村上市は、城下町として全国的な希少性を有するにも関わらず、地元での価値認識が低い地域です。そうした特性を持つ地域において、本講座では観光庁から観光カリスマの認定を受け、同市で地域おこしに取り組む吉川 真嗣(きっかわしんじ)氏の活動に着目します。
近代化を進めていく街の商店街の歴史や、固有のアイデンティティを守るための取組みを踏まえ、地域住民と連携し古い家屋の保存・再生に取り組むとともに、それらを活かした観光まちづくりに情熱を傾ける同氏の活動を通じ、地域おこしの必要性に直面する様々な地域にも共通する活動の現状と課題を明らかにするとともに、今後の地域振興に求められる継続的なまちづくり活動に求められる戦略についてご説明します。
近代化を進めていく街の商店街の歴史や、固有のアイデンティティを守るための取組みを踏まえ、地域住民と連携し古い家屋の保存・再生に取り組むとともに、それらを活かした観光まちづくりに情熱を傾ける同氏の活動を通じ、地域おこしの必要性に直面する様々な地域にも共通する活動の現状と課題を明らかにするとともに、今後の地域振興に求められる継続的なまちづくり活動に求められる戦略についてご説明します。
【日時】2023年10月31日(火)18:30~19:30
【会場】主会場:佐世保校(地域交流棟1階403教室)
遠隔会場:シーボルト校(中央棟 M103)
【テーマ】経済学から商店街の生き残る道を考える
多くの商店街はショッピングモールとの競争にさらされています。商店街は人情味があり、歩いているだけで街の風情を感じることができるなど、ショッピングモールにはない魅力を持っています。しかし一方で、商店街がショッピングモールに差をつけられているのが「外部性のコントロール」です。
外部性とは経済学の概念で、簡単にいうと人や企業の行動がお金を介さずに他の人に影響を与えることです。例えば店を休業してシャッターを閉めると、周囲の店への客足が減ってしまうという負の影響を与えますが、これが外部性です。このような外部性が商店街やショッピングモールでは多数生じます。本講座では、外部性のコントロールがいかに重要か、ショッピングモールがどう外部性に対処しているか、そして商店街がどう外部性に対処すれば良いかを考えていきます。
外部性とは経済学の概念で、簡単にいうと人や企業の行動がお金を介さずに他の人に影響を与えることです。例えば店を休業してシャッターを閉めると、周囲の店への客足が減ってしまうという負の影響を与えますが、これが外部性です。このような外部性が商店街やショッピングモールでは多数生じます。本講座では、外部性のコントロールがいかに重要か、ショッピングモールがどう外部性に対処しているか、そして商店街がどう外部性に対処すれば良いかを考えていきます。
【栄養健康学科 統一テーマ】もう一度聞きたい 糖尿病の食事・運動療法
【日時】2023年10月26日(木)18:30~19:30
【会場】主会場:シーボルト校(中央棟 M103)
遠隔会場:佐世保校(地域交流棟1階403教室)
【テーマ】糖尿病の病態と治療の変遷
1921年にカナダのトロント大学でインスリンが発見されてから、100年余りが経過し、糖尿病の病態・診断や治療に大きな進歩がもたらされました。私が医師になってから30年以上経ちますが、この間の糖尿病治療も大きく変化しています。糖尿病の歴史を紐解きながら、治療薬や血糖測定方法、血糖コントロール目標値の変遷などについてお話していきたいと思います。
【日時】2023年11月2日(木)18:30~19:30
※オンライン受講のお申込みは10/31(火)17時までです。(会場受講の申込みは不要です。)
【会場】主会場:シーボルト校(中央棟 M103)
遠隔会場:佐世保校(地域交流棟1階403)
【テーマ】糖尿病の食事療法に根拠はあるのか?
糖尿病の治療においては食事療法が大変重要です。日常診療の現場で管理栄養士をはじめとする医療従事者が患者さんに行っている栄養指導の内容に客観的な根拠はあるのでしょうか?これまでなんとなく「当たり前」だと考えて患者さんに勧めていた指導内容のなかには、実は明らかなエビデンスがないものもあるようです。本講座では日本糖尿病学会の「糖尿病診療ガイドライン2019」の内容を踏まえて概説したいとおもいます。
【日時】2023年11月9日(木)18:30~19:30
※オンライン受講のお申込みは11/7火)17時までです。(会場受講の申込みは不要です。)
【会場】主会場:シーボルト校(中央棟 M103)
遠隔会場:佐世保校(地域交流棟1階403)
【テーマ】これで分かる!糖尿病の運動療法
骨格筋は体内で最大の糖質の貯蔵庫であり、エネルギー産生のために貪欲に糖質や脂質を利用しています。運動をすることによって骨格筋にはどのような変化が起こり、糖尿病の予防や改善に繋がっていくのかを紹介します。また運動を実施する上での注意点や、運動プログラムの立て方をF re q u e n c y(頻度)・ Intensity(強度)・Time(Duration)時間・Type of Exercise(様式)(FITT)の4つの柱から学びます。