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第3回 外交官セミナーを開催しました
2022-01-06
カテゴリ:お知らせ
 2021年12月20日(月)、在福岡米国領事館ユキ・近藤シャー広報担当領事に講演を行っていただきました。
 クリスマスが近いこともあり、領事自らサンタクロースの帽子を被って会場を盛り上げるなど、クリスマス一色に彩られた会場は楽しい雰囲気でした。
 この講演は、毎年開催している「外交官セミナー」の一環で、アメリカと日本との関係を知るきっかけをつくるとともに、世界で活躍するグローバル人材育成の一助とすることを目的として、在福岡米国領事館共催・長崎県教育庁後援のもと行われたものです。
 佐世保校及びシーボルト校の学生と県内の高校生合わせて約80名のほか、多くの教職員が聴講しました。
 講演では「 Soft Power and Diplomacy 」と題し、外交関係において、NBAやディズニー、ハーバード大学を例に挙げ魅力的な文化とそれを発信する力がどのように影響をもたらしているのかなど、国の視点からの影響力を考え、経済的な成功や世界の舞台でどのように結びつくか、どのようにして相手に影響があるように伝えるかについてお話していただきました。
 講義後半では、12の国(アメリカ、日本、フランス、イギリス、ドイツ、スウェーデン、スイス、カナダ、オーストラリア、オランダ、イタリア、ノルウェー)別に分かれて、その国のソフトパワーと、課題についてディスカッション形式でグループワークを行いました。
 シャー領事は学生に対し、「私は生後3か月で日本に来て、小学1年生まで日本にいたが、その後アメリカに移住した。アメリカは大変なことにチャレンジすることもあるが、移民を受け入れてくれる文化がある国だなと思った。将来は社会に貢献出来るような仕事がしたいと考え、外交官になった。高校、大学生時代にはプレゼンテーション力や、発信する力を外交の場で生かしたいと考え、様々な事に挑戦してきた。皆さんもこのような授業外の講義に参加し、知識を蓄え、自分が言いたいことが発言できるようになって欲しい。これから日本の将来を考えたり、国際関係を考える際に、少しでも貢献できれば嬉しい。皆さんこれからも頑張ってください。」と呼び掛けられました。
 参加した学生や高校生たちは、領事からの貴重なお話を通して、様々なことを考え、新しい学びへのモチベーションを高める契機となったことと思います!
 質疑応答では、参加者がシャー領事に質問を投げかけ、領事は笑顔で丁寧にお答えになる姿が大変印象的でした。
 最後に学生からシャー領事、広報担当の宮石建治氏へお礼の花束が渡されました。

在福岡米国領事館ユキ・近藤シャー広報担当領事
会場の様子
グループワークの様子
グループワークで発表する参加者
在福岡米国領事館ユキ・近藤シャー広報担当領事と司会を務めた学生
左から百岳専務理事、宮石氏、ユキ・近藤シャー領事、稲永理事長、木村学長
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