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実践経済学科「地域産業論」で西海陶器株式会社代表取締役社長 児玉賢太郎氏が登壇
2024-11-21
カテゴリ:お知らせ
(実践経済学科からの投稿)
 
長崎県立大学では、2020年度・2022年度・2023年度・2024年度の合計4回、西海陶器株式会社からの受託研究を実施しています。 
委託研究の一環として、11月12日(火)「地域産業論」(「地域の稼ぐ力(地域の移出産業)」である地域産業について、経済学の理論と事例研究に基づき理解を深める授業)で、西海陶器株式会社代表取締役社長 児玉賢太郎氏を講師にお招きし、ご講演いただきました。
 
今回は、「地域産業と西海陶器」というテーマで、同社(波佐見焼・陶磁製食器の専門商社)の事業展開と地域振興について、お話しいただきました。 
以下、児玉賢太郎氏のご講話からの抜粋です。
 
同社の「Common(コモン)」シリーズは、「幼い頃から食器にふれてほしい」「大人になっても使える食器でありたい」というコンセプトから誕生。同社の商品は、すべて「食器を通して豊かな生活を届けたい」という同社の理念にもとづくもの。 2024年現在、同社が7か所(長崎2箇所・東京・中国・オランダ・アメリカ・シンガポール)に拠点があり、日本国内では、陶磁製食器の需要が減少しているので、今後はより海外への出荷を増やしていきたいと、同社の展望を話されました。 

「西海陶器は、伝統と革新を両立させている企業であり、技術力やデザイン性を重視する姿勢が、私自身の成長につながると感じます。西海陶器で働くことは、地元に貢献しながら自己成長できる環境を手に入れることができると考えます」(実践経済学科3年生)と話しました。受講学生188人のうち、4割が「西海陶器は就職候補の1つです」と回答していました。
講義のようす
本学地域交流棟                     壁のタイルに掲示している波佐見焼
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