10月26日（木）、本学図書館多目的ホールにて、在ダナン日本総領事館　矢ヶ部 義則 総領事をお招きし、「日本の外交（外務省の仕事、日本の対アジア外交との現状と展望）」のタイトルの元ご講演いただきました。

　ご講演は、3つの柱から成り立っておりました。まず1つ目は、総領事ご自身のご経歴や、本学との出会い、そして2つ目は、情報収集の実態などについての外務省の仕事について、3つ目は、日本の外交政策について貴重なご講演をいただきました。特に、日本は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて三本柱を立てて取り組みを進めており、その中でダナンと日本の関係が重要であるということをご説明いただきました。

　その後の座談会の時間には、語学学習についてのアドバイスや、外交官の仕事についてより具体的に詳しくお聞きしました。

　また、矢ヶ部総領事は、「関係を築く中で信頼関係が大切で、そのためにいろんな機会を逃さず積極的に参加している」というお話をされていました。このお話は学生たちにとても響いており、この言葉を胸に様々な事柄に積極的に取り組んでいきたいと思います。

　今年、日本とベトナムは外交関係樹立50周年を迎えました。

　この記念すべきタイミングで、この度貴重な機会をいただきました矢ヶ部総領事へ心より深く感謝いたします。

　なお、長崎県公立大学法人とダナン市人民政府外務局とは2017年に覚書を締結し、経営学部国際経営学科の学生は海外ビジネス研修でダナン市の外務局、日本語学校などでインターンシップを経験しています。学生がダナン市での研修中には、そのご報告などをするために矢ヶ部総領事を表敬訪問し、意見交換などをさせていただきました。