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日本銀行長崎支店の黒住支店長が稲永理事長を表敬訪問されました
2023-09-25
カテゴリ:お知らせ
 日本銀行長崎支店の黒住卓司支店長が9月12日、稲永忍理事長を表敬訪問されました。黒住支店長は、本年6月に長崎県に着任され、前職の日本銀行企画局政策調査課長では、日銀が現在行っている金融政策の「多角的レビュー」の立ち上げに取り組まれたそうです。
日本銀行長崎支店 黒住卓司支店長
 稲永理事長が日本経済の将来について尋ねると、黒住支店長は、「物価と賃金の上昇が前向きに回り始めている。1980年代後半から90年代前半までのような活気を取り戻し、より成熟した経済の実現に向かっていくことを期待している」との見解を示されました。また、長崎県民の金融リテラシーや金融教育の重要性についても指摘され、「金融広報中央委員会が実施した『金融リテラシー調査(2022年)』によると、長崎県は47都道府県中42位。今後は、教育機関と金融機関の垣根を越えて、ALL長崎で金融リテラシーの向上に取り組んでまいりたい」と抱負を述べられました。

 日本銀行への採用についても、「尻込みすることなく、積極的にチャレンジしてもらいたい」とのメッセージを下さいました。日銀と聞くと、学生の皆さんは、テレビや新聞の中での存在のように思われるかもしれませんが、私たちが手にするお札(日本銀行券)は、来年2024年7月前半に渋沢栄一の一万円札などに切り替わります。そう考えると、日銀は、案外、身近な存在なのかもしれません。大学生活で学んだり経験したりした様々なことを活かして、果敢に挑戦されてはいかがでしょうか。
左から大澤裕次教授、黒住卓司日銀長崎支店長、稲永忍理事長
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