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実践経済学科「中小企業論」で大吉村株式会社松尾光氏(代表取締役社長)からご講話いただきました
2023-06-21
カテゴリ:お知らせ
 実践経済学科の「中小企業論」第3回(2023年6月20日)では、大吉村株式会社から松尾光氏(代表取締役社長)をお招きして、「小企業と地域経済のかかわり」について、ご講話いただきました。
講義の様子
 大吉村株式会社は、日本一楽しい村を目ざして、2022年、佐賀県有田町に誕生しました。もともとは食器の商社(大吉陶苑株式会社)でした。「はさみの大吉」というコーポーレートブランドで、食器業界では、そこそこ知名度がありました。その食器の商社から心機一転して、野菜づくりにチャレンジしています。いま大吉村では、耕作放棄地を生き返らせる野菜づくりプロジェクトに取り組んでいます。この野菜づくりプロジェクトのコンセプトは、「おやこで笑って学べる」です。

【企業情報】
 大吉村株式会社。所在地は佐賀県有田町丸尾丙2671番地。1997年1月23日、大吉陶苑株式会社設立。

大吉村の様子(資料提供:大吉村)
 仕事と作業は違います。例えば、野菜をつくることは、作業です。AI時代のなか、これから作業は、AIに取って代わられるでしょう。AIに取って代わられないのが仕事です。大学生の皆さんには、就活するうえで、作業ではなく、仕事を見つけて欲しいです。
 AI、SDGs、DX、サブスク、3Dプリンタ、ライブコマース、ショート動画などの時流に適合した企業と仕事を、ぜひ見つけてください。

講義を受講した学生からのレポートを紹介します。
「『憧れも大事だけど、こうはなりたくない!という職のイメージをもつことも重要だ』という松尾社長の言葉が心に響きました。私は、なりたい自分や憧れる職などに焦点を当てて就活していたので、逆転の発想に驚きました」(実践経済学科3年女子)

「私は、松尾社長の講話を聞いて、大吉村が、①耕作放棄地の再活用、②親子のコミュニケーションの場、③デジタルデトックスの提供につながっていると理解しました。大吉村は中小企業のくくりではあるものの、元気のある、誇れる企業だと思いました」(実践経済学科3年男子)

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