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長崎県未来人材課から講師をお招きしました(公務分析)
2023-06-16
カテゴリ:お知らせ
 実践経済学科の「ビジネス経済の実践」(2単位・全15回・2年次必修科目)は、2023年4月から長崎県未来人材課の提供講座として開講しています。
 同講義の第14回(2023年5月30日)では、長崎県未来人材課から峯正澄氏(主任主事)をお招きして、公務分析と長崎県の地方公務について、ご講話いただきました。
講義の様子
 中央省庁、都道府県、市町村、裁判所、税務署など、いろいろなところで働く公務員がいます。公務とは何か。長崎県をたとえに公務員について話します。
 公務とは、自分個人のことではない、公の務めであり、公用です。公務には、①公共の利益に奉仕、②公権力の執行権限、③租税で賄われるなどの特徴があります。しかし、公務の範囲や概念は、時代・地域・国家形態などによって異なり、変化しています。

【就活情報】
 長崎県職員採用試験には、行政(民間企業等職務経験者、海外活動等経験者含む)・一般事務、教育事務、警察事務、水産、農業、畜産、林業、農業土木、土木、建築、環境科学、社会福祉、警察官などがあります。
講義の様子
 国家公務には、①国際社会における国家としての存立にかかわる事務、②全国的に統一して定めることが望ましい国民の諸活動、③全国的な規模又は全国的な視点に立って行わなければならない施策および事業の実施などがあります。
 他方、地方公務(都道府県)には、①広域にわたる事務、②市町村に関する連絡調整に関する事務、③その規模または性質において一般の市町村が処理することが適当でないと認められる事務などがあります。地方公務(市町村)には、基礎的地方公共団体として、都道府県が行うもの以外の事務(住民の生活に身近な事務)があります。

講義を受講した学生からのレポートを紹介します。
「私は、地元の市役所に勤めたいと思っています。講話を聞き、公務員といっても多くの職種があると知りました。自分のしたい仕事や向いている仕事が何なのかをしっかりと考えて、公務の職種を選びたいです」(実践経済学科2年男子)
「私は、就職先として現在公務員を視野に入れていないが、生活していく中で関わっている、公務員の種類や役割について、学ぶことが出来たので、興味を持ちました」(実践経済学科2年女子)

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