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護衛艦すずつき訪問 学生レポート
2023-06-07
カテゴリ:お知らせ
 護衛艦すずつきを訪問した学生からレポートが届きましたのでご紹介します。

 2023年5月25日(木)、経営学部 国際経営学科岩重ゼミ新川ゼミ、看護栄養学部栄養健康学科本郷ゼミならびに世羅院ゼミの学部生・大学院生を中心として、海上自衛隊護衛艦すずつきの見学に行きました。本年4月、同艦第7代艦長の岩森氏を大学にお招きし特別ゼミを開催しましたが、今回は、その時に学生よりお願いしておりました艦見学の実現によるものです。岩森氏の後任である第8代艦長野口祐太2等海佐より招待を受け、本学学生・院生(13名)が同艦を訪問。稲永理事長ほか橋本・岩重・新川・飛奈・本郷先生方もご同行していただきました。
隊員の方から説明を受ける様子
 当日は、すずつきでの豪華な海自カレーや唐揚げ、ケーキなどフルコースのおもてなしをいただき、艦長はじめ皆様と一緒に食事をしつつ、多くの貴重な話を聞くことができました。野口艦長からは、ご自身の経歴や「艦長の睡眠時間は何時間ですか」、「艦長になった経緯は何ですか」などの本学学生の質問に対して真摯にご回答をいただき、参加者は、今まで全く知らなかった世界を垣間見た気分がしたほどです。続いて、艦内見学では、実際に使用されている双眼鏡などを覗きながら、艦長しか座れない椅子に座ったり、ミサイル発射やヘリコプターの発着の様子などを詳しくご説明いただきました。
 また、今回非常に特別だったことは、栄養健康学科学生が参加していることにご配慮いただきました。調理室内の見学や艦内での調理器具・調理方法、積み込む食材などにつき、可能な範囲での見学、実際に調理員の方々とのお話をする機会に恵まれたことです。このことは、参加学生全員が興味を最も示し、多くの質疑応答が交わされたほどでした。学生たちは、艦の方々と写真を撮ったり、活発に質問をして、普段味わうことのできない大変貴重な時間を過ごさせていただきましたと同時に、今まで少し距離間のあった自衛隊の存在が、ぐっと近くなりました。
海上自衛隊 すずつきカレー
食堂で説明を受ける様子
 艦内見学の最後には、野口艦長から「皆さんに大きな視野を持ち、世界を広く見てほしい」とのお言葉をいただき、この言葉を胸に、これから先の人生をどう生きていくかを見定めていき、よりよい人生が歩めるようにしていきたいと思いました。
 艦見学に続き、海上自衛隊佐世保地方総監部のなかにある防空指揮所見学を行いました。この施設は、日本文化遺産に登録されており、戦時中のまさに重要な施設であったことを理解するきっかけになりました。
 私たち学生は、佐世保や長崎で4年間を過ごしますが、佐世保校・シーボルト校両校学生が一緒に護衛艦見学などの経験は初めてのことです。佐世保や長崎ならではの経験を今後も多く積み、学問の学びだけではなくその地のこともさらに多く知り・視野を広げる必要があると痛感した素晴らしい時間を過ごしました。
操舵室で説明を受ける様子
防空指揮所見学の様子
 今回の見学を1つの経験だけとせず、今後を考えるきっかけとなるようにしっかりと学び・考え・実行する学生生活を送ろうと改めて考えます。
 この度は、貴重な機会をいただきました野口艦長・艦の皆様、関係者の皆様へ心より深く感謝いたします。
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