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トランスコスモス株式会社から講師をお招きしました(BPO業界分析)
2023-04-24
カテゴリ:お知らせ
 実践経済学科の「ビジネス経済の実践」(2単位・全15回・2年次必修科目)は、2023年4月から長崎県未来人材課の提供講座として開講しています。
 同講義の第4回(2023年4月18日)では、トランスコスモス株式会社から川上秀輝氏(大阪本部採用業務推進部・部長)、浜辺浩二氏(BPOセンター長崎・副責任者)、木寺智治氏(BPO佐世保センター・渉外担当)をお招きして、BPO業界の業界分析と同社の自社分析について、ご講話いただきました。
 長崎県立大学卒業生でトランスコスモス株式会社の在籍者数は、21人。このうち2人は、2022年度(2023年3月)卒業生です。

講義のようす①
 ITは、Information Technologyの略称で、情報技術という意味です。IT業界は、世の中のデジタル化が進んだことで、市場規模が拡大しました。IT産業は、成長産業の一つです。一方、IT人財の不足は、日本の課題であり、2025年には43万人の人財不足が予想される業界でもあります。IT業界は、①通信インフラ、②インターネット/WEB、③ソフトウェア、④ハードウェア、⑤情報ービスの5つが業界の領域です。
 トランスコスモス株式会社は、さまざまな企業課題をデジタルトランスフォーメーションのチカラで解決するBtoB企業です。

【企業情報】
 トランスコスモス株式会社(東京都)は、1966年設立(創業57年)。同社の従業員数は、69,512人(国内:43,839人、海外:25,673人)。同社は、東証プライムに上場していて、世界28か国に169箇所の拠点をもつ。連結売上高3,541億円。年間平均成長率10.0%。
講義のようす②
 BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)は、業務設計やプロセスの見直しなど、業務を効率化する事業です。トランスコスモス株式会社のBPOサービスは、ITによる業務の効率化が事業目的です。ITによる業務の効率化とは、ITによる課題解決です。BPOの日本市場は、4兆5,636億9,000万円(2021年度)です。その一方、BPOの欧米市場は40~50兆円ほど、BPOの東南アジア市場は10~15兆円ほどあるといわれているので、日本のBPO業界はこれから伸びてくでしょう。
学生を交えた座談会のようす
「講義を受けて就職に対する意識が1段階上がった」(実践経済学科2年男子)。
「就社ではなく就職というコトバが胸に刺さった。文系学生でも、IT業界のマネジメント職やマーケティング職に就けると知り、就職に対する視野が広がった」(実践経済学科2年女子)。
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