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五島市において健康寿命延伸に関する横断研究の「調査及び検査結果説明会」が開催されました
2022-10-11
カテゴリ:お知らせ
 長崎県公立大学法人(長崎県立大学)では、森永乳業㈱、五島市、㈱長崎新聞社及び長崎県の5者により「五島市における健康寿命延伸についての包括的な連携協定」を締結し、健康寿命延伸にかかる調査研究等を行っております。
 本学及び森永乳業では、本年3月に五島市の成人(20~74歳)男女299人を対象に健康状況調査(身体活動、食事、便通の調査、身体測定、血液検査など)を行いました。そして、その参加者を対象に9月22日から25日にかけて、健康状況調査結果の説明会を開催しました。
 シーボルト校の田中一成特任教授からは、今回の健康状況調査結果の特徴として、全世代で食塩摂取量が多い一方、食物繊維摂取量は少なく、特に20~40代は野菜摂取の目標量を大きく下回っている。60~70代は比較的バランスの良い食事状況であることが報告されました。
 また、森永乳業の担当者は、腸内細菌の中の乳酸菌やビフィズス菌の割合など個別の検査結果を参加者に渡し、腸内細菌の集まり(腸内フローラ)を整える食事などについて説明がなされました。
 これらの説明に対し、メモを取ったり、大きく頷きながら熱心に聞き入る参加者もみられました。
 なお、当該研究では、さらに詳細な解析を進め、来年3月に最終報告を行う予定となっております。
健康状況調査結果の説明会の様子
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