令和4年8月19日（金）に、経営学部 経営学科 田代 智治 准教授ゼミが平戸市田平町瀬戸市場で実施したマーケティング調査にかかる報告会を開催しました。この調査は、平戸にて田代ゼミが運営しているカフェ「WeCH」がオープンする前、2021年10月17日～2021年12月14日までで土日平日合わせ計8日間、同市場を中心とした地域活性化をを目的として、「平戸瀬戸市場」の外駐車場やレストラン付近などに学生が現地にて調査を行った、その成果の発表会を行いました。今回の発表会は、調査結果を平戸市や平戸瀬戸市場の活性化に役立てていただくとともに、今後の同エリアの在り方について共に議論しつつ、提言を行うことを主眼に実施されました。

　瀬戸市場は平戸において来場者が多く、観光の拠点となっている一方で、来場者の数などの大まかな把握はあるものの、その年齢構成などの詳細な調査は実施されていませんでした。今回の調査はその点に着目、更なる地域活性化の一助となることを企図した観点から実施されました。

　今回の調査により、同地域への来訪者は比較的高齢の方が多く、また休日に県外からの来訪者が増えていることがデータとして明らかになりました。また、夕方４時以降の来訪者が激減することも明らかとなり、より若い方々に対するアプローチの必要性や、平戸大橋の夕暮れといった観光リソースを活用し、夕方以降の観光地としての魅力を高めることが必要であるとの提言がなされました。

　発表会では来場された平戸瀬戸市場関係の方々をはじめ平戸市役所や平戸商工会の方々とも質疑が活発に交わされるとともに、調査研究報告に対して高い評価を頂きました。

　今後も平戸地域の活性化事業における学生の取り組みから目が離せません！！