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「海外事情講座」において、西海陶器株式会社の川崎琢哉様(海外事業部取締役)に講義を行っていただきました。
2022-07-05
カテゴリ:お知らせ
第10回「海外事情講座」
テーマ:『地場産業と海外マーケット』

 6月22日(水)の4限目(14:40~16:10)に波佐見町に本社を持つ西海陶器株式会社の川崎琢哉様(海外事業部取締役)によるご講義が行われました。
 まず同社の概要について説明されました。長崎県を代表する特産品の一つである波佐見焼(陶磁器)の商品企画・販売を手掛け、現在はアメリカ、シンガポール、中国、オランダに海外販売拠点を持ち、グローバルな事業展開をおこなっています。同社は地場産業でありながら、海外企業Aや国内企業U、国内企業Rといった世界的な有名企業とも対等なビジネスをおこなっているとのことでした。
 また、同社の海外進出の変遷に触れられ、国や地域に応じたマーケティング戦略を展開してきたそうです。
 近年では昨今のコロナ禍によりEC(電子商取引)が加速する一方で、ロックダウンなどによる物流の停滞が発生にも直面し、その解決のためサプライ・チェーンの見直し(国内回帰)も検討しているそうです。さらに、販売促進のためTikTok(ティックトック)などのSNSや、各種サブスクリプションを通じた販促を積極的に利用するなど、時代の変化に合わせたさらなるマーケティング戦略の見直しが必要であると説明されました。
 その上で、学生に対して川崎様は「やらずに後悔するよりもやって失敗したほうがいい」とチャレンジ精神の大切さをご自身の経験を踏まえ、学生に熱く語ってくださいました。
 ご講義後には、もっと西海陶器のことを知りたい、企業見学やインターンシップに参加したいと希望する学生から色々と質問を受けていました。
講義を行う西海陶器株式会社 川崎琢哉様
会場の様子
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