情報システム学科が波佐見町の小中学生を対象に「一日大学生」を開催!
2025-08-01
カテゴリ:お知らせ
(情報システム学科からの投稿)
2025年7月29日、本学シーボルト校にて、情報システム学科・波佐見町教育委員会・扇精光コンサルタンツ株式会社の共催による体験学習イベント「一日大学生」が開催されました。対象は波佐見町の小・中学生とその保護者で、小学4年生から6年生23人、中学1・2年生2人、保護者10人の計35名が参加しました。
参加者は、IoT機器の操作体験や、コミュニケーションロボット「Pepperくん」を使ったプログラミング教室、ヘッドマウントディスプレイによるVR(仮想現実)体験など、先端技術に触れるさまざまなプログラムに取り組み、「大学生」としての一日を楽しみました。子どもたちは遊び感覚を交えながらITへの理解を深め、未来の学びへの関心を育む貴重な時間となりました。
当日の様子がNBC長崎放送の情報番組「Pint」にて紹介されました。
NBC NEWS DIG
この取り組みは、長崎県立大学学長プロジェクト「情報システム学科における教育と観光に着目した波佐見町の活性化に関する研究」の一環として、2023年度より産学官連携によって継続的に実施されているものです。これまでにも、IoT技術を活用した「謎解き脱出ゲーム」や、観光資源のユニバーサルデザイン化を目的とした「肥前波佐見陶磁器窯跡の観光案内表示板のデザイン提案」など、地域と大学が連携した多彩な活動が展開されてきました。
こうしたプロジェクトへの参画を通して、情報システム学科生たちは自身の学びを実践に活かし、研究活動の機会を得るとともに、地域社会とのつながりを実感しています。本プロジェクトは、地域の子どもたちの学習機会の創出と、観光資源の活用による地域の魅力向上を両立させることを目指しており、長崎県の地域活性化と持続可能な地域づくりへの貢献が期待されています。