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研究ピックアップ 
深谷 直弘
深谷 直弘 准教授公共政策学科
原爆記憶の継承、震災記憶の伝承に関する社会学的研究

地域創造学部 公共政策学科 准教授
深谷 直弘 (フカヤ ナオヒロ)

#社会学 #社会調査
Q.01
研究テーマとその内容、具体的な取り組みについて教えてください。

A.
私は主に、①長崎の被爆遺構の保存と活用についての研究、②体験を持たない被爆者や若者の継承活動に関する研究、③福島県内の震災遺物や震災遺構の保存と活用に関する研究、④原発事故の経験と証言活動に関する研究という4つのテーマで研究を行っています。
Q.02
研究内容が身近な社会とどのように関わり、影響を及ぼすのか教えてください。

A.
社会学的研究が、地域社会で貢献できる場面は大きく2つあります。

1つは、現場の人たちの活動を論理的に説明できる言葉を提示すること。これは研究者が現場の人たちに押しつけるものではなく、現場の人たちが数ある選択肢の中から主体的に選びとるものです。

もう1つは、最近の出来事やマスコミが取り上げない社会問題に関する「過去・記憶」を記録していくことです。こうした活動は、問題が起きた時に現場の人たちにとって役立つ資料になります。
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