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リカレント講座

令和6年度リカレント講座

社会人の学び直しを支援するための取組としてリカレント講座を実施します。
令和6年度は、看護栄養学部看護学科から看護師、保健師などの看護職の方などを対象とした「その看護実践は本当に有効ですか?根拠にもとづく看護実践について考えてみよう。」と、地域創造学部学部実践経済学科から社会福祉やデータに基づく経済学に興味がある方などを対象とした「「必要」と「需要」で見る経済社会」を開講します。
多くの皆様のご参加お待ちしています。是非、ご参加ください。

【看護学科 統一テーマ】その看護実践は本当に有効ですか?根拠にもとづく看護実践について考えてみよう。

臨床現場で私たちは、患者さんの苦しみの緩和や解消ができるように看護に取りくんでいます。しかし忙しさの中、慣れと経験でケアが単なる業務になってはいないでしょうか?科学的根拠に基づかないケアを提供していないでしょうか?本講座は3回のシリーズで構成しました。根拠に基づく看護実践について考えるパートでは、清潔ケア、安全を守るための転倒防止策、身体拘束について考えます。そして、根拠のあるケアを実践するために演習を通じて文献検索の仕方について体験しましょう。

事前申込制です。受講を希望される方はフォームより申込をお願いします。(申込み受付けは終了しました)

第1回
【日時2024年10月25日(金)18:30~19:30  
【会場】シーボルト校 東棟1階E109またはオンライン(ZOOM)
【テーマ】清潔ケアについて考えよう
 看護職にとって清潔ケアは、とても大切な看護ケアではないでしょうか。清潔ケアを通して、心地よさや安楽、安心感を感じていただけることが、看護の対象者とのコミュニケーションの機会や信頼関係の構築にもつながります。在院日数の短縮や日々の業務の多忙さの中で、私たちが大切にしたい清潔ケアが看護の対象にとっても心地よく効果的であるためにどうしたらいいのかをエビデンスに基づいて皆さんと考えてみたいと思います。
講師 山澄 直美
講師 坂本 仁美
第2回
【日時2024年11月1日(金)18:30~19:30  
【会場】シーボルト校 東棟1階E109またはオンライン(ZOOM)※オンライン参加も可能になりました
【テーマ】患者の安全を守る看護実践に関する論文を覗いてみよう
 臨床看護師の皆さんは、療養生活対象者の療養生活の安全・安楽を守るために日々取り組まれていると思います。本講座では、対象者の安全・安楽を守るための看護実践のエビデンスに迫ってみようと思います。日ごろの看護実践の効果と看護の意味について、国内外の先行研究論文を紹介しながら解説します。最新の知見をもとにEBP(Evidenced-Based Practice)について考えてみませんか?
講師 山口 多恵
第3回
【日時2024年11月15日(金)18:30~19:30  
【会場】シーボルト校 西棟2階W201 情報演習室
【テーマ】看護実践の疑問を先行研究で紐解く ~文献検索を体験しましょう!~
 患者のニーズに応じた質の高い看護を提供するためには、過去の研究から得られた知見などと照らし合わせ、自分が実施した看護を評価し、看護を発展させていくことが必要となります。今実践している看護のなかには、長い期間「研究」という緻密な作業の積み重ねによって成り立っているものもあります。本講座では、看護実践の中で生じた疑問や悩みの解決に繋げられるよう基本的な文献検索のやり方について説明し、実際に文献検索を体験して頂きます。
講師 石川 美智
講師 髙崎 亜沙奈
講師 吉田 恵理子

【実践経済学科 統一テーマ】「必要」と「需要」で見る経済社会

本講座では、社会政策と経済学の二つの視点から「必要」と「需要」を探ることを目的としています。社会政策は、私たちの生活に生じるニーズ(必要)をどのように把握し、いかに充足するかという課題に直面しています。一方で、経済学においては、需要が商品の価格や人々の収入に依存するとされています。
本講座は、2回のシリーズで構成しました。第1回の講座では、長崎県や佐世保市の事例を交えながら、ニーズ充足のための制度がどのように整備されてきたかを概観し、現状の制度が抱える限界について考察します。第2回の講座では、経済学の理論を用いて、価格や収入が需要に与える影響を実際のデータを通じて説明し、新型コロナウイルスの影響による需要の変化についても解説します。社会政策の「必要」と経済学の「需要」を理解し、活用できる知識を身につけましょう。

会場で受講される方は申込不要です。
ご自宅等でオンライン受講を希望される方フォームより申込をお願いします。

第1回
【日時2025年1月24日(金)18:30~19:30  
【会場】主会場:佐世保校地域交流棟1階403教室 遠隔会場:シーボルト校 中央棟1階M103講義室
【テーマ】生活のニーズに対応する社会政策の課題
 社会政策や社会福祉は、私たちの生活に生じるニーズ(必要)にもとづき、それをみたすための制度を指します。しかし、このニーズをどのように把握し、いかに充足するかということは、学問的にも政策的にも大きな難問となってきました。
 本講座では、このニーズ(必要)という考えを軸に、まずは現在までニーズ充足のための制度がどのように整備されてきたのかを、長崎県や佐世保市の事例にもふれながら概観します。そのうえで、現状の制度がニーズという観点から見ていかなる限界を抱えているのかを、制度の「縦割り」や現場人材の課題などに着目し
ながら考えます。
講師 山邊 聖士
第2回
【日時2025年1月31日(金)18:30~19:30  
【会場】主会場:佐世保校地域交流棟1階403教室 遠隔会場:シーボルト校 中央棟1階M103講義室
【テーマ】データで読み解く経済学
 経済学においては、一般的に需要は商品の価格や人々の収入に依存するとされています。本講演では、これらの要因の変化が需要に与える影響について、実際のデータを用いて説明します。具体的には、日本全国のデータと長崎市のデータを比較しながら、経済学の理論が現実にどのように適用されているかを考察しま
す。また、新型コロナウイルスの影響による需要の変化についても解説します。
講師 盧 昭穎

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