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株式会社亀山電機からの受託研究費贈呈式を行いました
2022-08-09
カテゴリ:お知らせ
 令和4年7月8日(金)、株式会社亀山電機 代表取締役会長 北口功幸氏をお迎えし、受託研究費贈呈式を行いました。

 2016年から続く本研究では、株式会社亀山電機(以下、亀山電機)においてバランスト・スコアカードと呼ばれる経営管理システムを導入し、経営品質を高めることを目的としています。
 今年は「フェーズ5」としてポストコロナ、Withコロナの視点で研究を進め、業績改善を図ることを目的としています。
北口会長
木村学長
 式では、北口代表取締役会長から木村学長へ目録が贈呈されました。
 その後の挨拶で、北口代表取締役会長は、「創業以来、初めての赤字決算となる等、コロナ禍で厳しい経営状況だが、本研究BSCの4つの視点(人・仕組み・顧客・財務)を一から見直し、軌道修正していきたい。」と述べられました。
 木村学長は、「企業が危機的状況にある時にその課題をどう処理するか、それが本来の研究であり、どういう役割を果たすか、大学としても非常に重要な時期に来ている。2016年から継続してきた受託研究。少しでも力になりたい。」と述べられました。
 受託研究を受ける、経営学科 宮地晃輔教授は、「創業者のカリスマ性が高いがゆえに、創業者の頭の中にだけ卓越した経営戦略があり、組織のメンバーに見える化できていないという課題を抱える企業が多くある。経営戦略などのノウハウを組織のメンバーと共有していく手法として、亀山電機では、バランスト・スコアカード(BSC)と呼ばれる経営管理システムを導入している。コロナ禍で厳しい経済状況が続く中、長崎の企業がこの状況からいかに立ち直るか。地域課題の解決の一端を担えるよう研究を進めていきたい。」と決意を述べられました。


メディア関係者からの質問に答える宮地教授
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