本文へ移動
実践経済学科
Department of Business Economics
地域創造学部 / 佐世保校
理論に基づく実践力で地域経済を活性化
地域経済の複雑で多様な課題に対応すべく、職業人に求められる経済知力を修得します。
実践経済学科の様子
済学の知識を発揮できる地域全体が学びのフィールド
実践経済学科では、理論経済学をベースに地域経済の動きや企業の仕組みを学び、即戦力となる人材を育成します。そのために、充実した実践科目が用意されています。
地元企業などで長期の就業体験を行う中で社会人基礎力を養う「企業インターンシップ」、データを活用しながら自治体や企業へのヒアリング調査をする「長崎白書実践演習」、更に地域企業の営業実態や資金調達、人材育成手法、海外事業展開などの事例研究を行う「地域企業研究」などで構成されます。
教育目的
企業活動における企画・立案能力を有し、地域経済の動向を分析しその発展に寄与できる人材を育成します。具体的には次のような分野で活躍できる人材です。
○経済学や地域経済に関する知識・知見を有し、地域企業において活躍できる人材
○経済学や地域経済に関する知識・知見を有し、教員として活躍できる人材
学びのポイント
01.経済学の土台となる知識を修得
『学部共通専門科目』や『基幹科目』で経済学の基本的な知識を学び、その上で経済社会の仕組みや異なる経済制度、経済政策の意義などを理解する『発展科目』を設けています。更に『経済関連分野』を軸に、『地域経済関連分野』『企業経済関連分野』の科目を学ぶことで、より広い視野で経済活動を捉えながら諸課題に対応できる人材を育成します。
02.身近な地域での実践的な教育
実務者の講義や新聞記事等から、経済・社会・政治における日々の動向を学修。また地域における企業の事例研究や、九州・長崎県をテーマに調査・分析する「長崎白書実践演習」等を通して、地域経済を取り巻く環境への理解を深めます。こうした経済知識をもとに実務力を身につける就業体験が「企業インターンシップ」。実践力の育成や地域経済が抱える課題と向き合うことが狙いです。
求める学生像
~ 実践経済学科のアドミッション・ポリシー ~
地域経済や企業動向などの分析による課題解決方法を学びたい人
経済学や地域経済に関する知識を学び、地域企業等で活躍したい人
地域企業のグローバルな事業展開に関心を持つ人
学科長メッセージ
坂元 洋一郎 学科長
学科長
坂元 洋一郎
専門分野:経済政策論、日本経済論、環境経済学、環境政策論
学位:修士(経済学)
”理論”と”実践”の学びで夢の実現
 日本の地域社会では少子高齢化と人口減少という課題に直面しています。
そのため、地域の人々の暮らしや企業の課題に対し、経済学の理論面からのアプローチが必要となります。その上で、地域課題を解決する実践能力が求められます。
そこで、本学科では、“理論“と“実践”を学ぶ場を提供します。“理論“と“実践”の2方向からのアプローチにより、地域の即戦力となれる人材を育成します。
ぜひ、経済学や地域経済に関する知識を学び、地域企業や県庁・市役所等で活躍したいという意欲のある皆さんの入学を待っています!
講義内容ピックアップ
環境政策論
環境政策論
本授業は、身近な環境問題について取り上げ、環境問題がローカルであり、グローバルな経済問題・社会問題であるという観点に立ちながら、様々な環境問題における現状・背景や原因、課題について考えます。
この授業を通して、環境政策の必要性や基本的な考え方(理論的枠組み)をまず理解するとともに、各政策課題に対し、どのように政策を展開することが環境問題の解決に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献できるのか、学生自ら考え、提案できる力の修得を目指します。
実践ファイナンス論
実践ファイナンス論
ファイナンスとは、一般的に資金調達や資産運用に関わる領域です。本授業では、資産運用をさまざまな角度から取り上げ、投資のリスクやリターンを詳細に学習します。
具体的には、株式や債券などの金融商品や年金、保険、税金など、身の回りで関わりが多い内容を実務的に解説。講義目標あるいは成果として、FP3級合格を目指します。将来、銀行や保険会社などへの就職を目指す人たちにとって役立つ内容です。
4年間のカリキュラム
実践経済学科4年間の学びの流れ
※卒業要件として修得すべき科目には、検定試験合格等が修得要件となっている次の科目も含まれます。
 「新聞で学ぶ経済Ⅲ」(日経TEST430点)
※2023年度のカリキュラムです。
4年間のカリキュラムの流れ
1年次
経済学や地域経済の基礎を学びます。
地域経済の外部環境や強みと弱みの理解に必要な基礎知識を修得します。
・地域創造概論
・基礎統計学
・ミクロ/マクロ経済学入門
2年次
理論と実践の両面を学びます。
課題発見に必要な理論と実践の両面から経済を学びます。

・ミクロ/マクロ経済学
・ビジネス経済の実践
・企業インターンシップ
3年次
理論とデータに基づいた実証分析を行います。
課題解決に必要な理論的思考力、分析力、経済知力、実務力を修得します。
・ゲーム理論
・計量経済学
・長崎白書実践演習
・地域企業研究
4年次
理論と実務から課題解決策を考えます。
経済社会の課題を発掘し、その解決策を卒業論文としてまとめます。
・卒論論文
取得できる資格・免許など
  • 日経TEST
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)
  • ファイナンシャル・プランニング技能検定2級・3級
  • 日商簿記2級・3級
想定される進路
官公庁(国、地方公共団体)、日本銀行、金融機関、卸売・小売、情報通信・運輸・郵便、地域中核企業 など
業種別就職状況(単位:%)※令和6年度卒業生実績
地域別就職状況(単位:%)※令和6年度卒業生実績
主な就職先※令和6年度卒業生実績
SCSKニアショアシステムズ、ジブラルタ生命保険、十八親和銀行、スチームシップ、たらみ、トランスコスモス、メットライフ生命保険、インソース、エヌ・ティ・ティ・データ九州、奥村組、キヤノンITソリューションズ、再春館製薬所、ゼンショーホールディングス、損害保険ジャパン、タカラスタンダード、トヨタモビリティパーツ、日本生命保険、パナソニックリビング九州、マイナビ、リコージャパン、九州地方整備局、九州農政局、福岡地方法務局、大分県、鹿児島県、佐賀県、長崎県、熊本市、佐世保市、太宰府市、長崎市、長崎県警察本部
ゼミ紹介
松下 愛 講師
地域創造学部 実践経済学科 講師
松下 愛

#マクロ経済学
|松下ゼミ|
主体的な学びを重視した指導で
経済学の考え方を楽しく学ぶ
私のゼミでは経済学の基礎を修得した上で、経済理論的な考え方や国際経済的な問題、身近な経済問題についての理解を深めます。経済学の基礎理論を応用し、国際経済や経済政策、地域経済について分析。また、地方創生等の課題解決に向けた提案力を養います。
学生の主体性を重視し、実践的な学びの場を提供することを心がけて、学生一人ひとりの興味や将来の目標に寄り添いながら、学問的な知識だけではなく、就職・進学に関して必要な教養やスキル、考え方を育むことにも注力しています。
ゼミ活動を通して、変化し続ける経済現象に対する理解を深め、その本質を探求する力と柔軟な考え方を身につけて、現代を生き抜き、社会に貢献してほしいと考えています。
在学生メッセージ
 MESSAGE / 学生

企業や地域と連携し
実際に体験する機会が
充実した講義内容
実践経済学科 4年(取材時)
長崎県 出身 坂井 悠空さん
 なぜこの学科を選びましたか?
 私は高校生の頃から地方創生について学んでいたので、将来はその知識を活かせる仕事をしたいと思い、公務員と民間企業の両方を目指すことができる実践経済学科を選択しました。
 また、地元企業を訪問して企業研究に役立てる講義をはじめ、実践的なカリキュラムが多彩に揃っていることにも魅力を感じました。

 現在学んでいることや学科の魅力は?
 実践経済学科では、企業インターンシップをはじめ、長崎白書実践演習、地域企業研究など、地域と企業について実際に体験しながら学べる講義が充実しています。
 特に企業インターンシップは、社会人としての基本的な力を養う絶好の機会です。公務員志望の学生にとって、経済分野の講義は卒業後に役立つ部分が多いと思います。

 将来の目標や夢は?
 今は公務員と民間企業で迷っているので、公務員試験対策をしながら就職活動にも取り組んでいますが、最終的にどの進路を選んでも、地元の長崎に貢献したいという想いは変わりません。
 実践経済学科で身につけた地方創生や経済学の知識を、社会人になっても役立てられるようにもっと学びを深めていきたいです。
PICKUP!
\ 注目の講義 /
地域企業研究
地元企業をグループで研究
長崎県内の企業を1社選択し、企業研究に取り組みます。業界での強みや弱み、競合相手、課題と改善案をグループで分析することで、より理解を深められます。この講義は実際の就職活動にも役立つ内容です。
 MESSAGE / 学生

勉強だけでなくサークルのボランティア活動で
得た経験も卒業後に活かす
実践経済学科 2023年度卒
大分県 出身 宮田 飛翔さん
 なぜこの学科を選びましたか?
 私は、高校卒業後の進路を考える中で、漠然と将来は地元の地域活性化に携わりたいと考えるようになりました。実践経済学科は離島や地域に直接足を運び、まさに実践的に学ぶカリキュラムが充実しているのが特徴です。また、教職課程を履修できることもこの大学を選んだ理由の一つです。

 在学中に学んだことや学科の魅力は?
 1・2年次で地域経済に関する基本的な知識などを身につけた上で、3・4年次で学んだ知識を応用しながら実践、活用していきます。私は卒業論文として長崎県波佐見町の地域活性化について考察し、現地を訪れた上でアンケート調査も実施しました。その結果をもとに、統計学の手法でデータ分析を行いました。

 将来の目標や夢は?
 将来は、地元の大分県に貢献できるような進路を選びたいと考えています。そのためにも、大学生のうちに日本各地の地域経済活性化の事例をたくさん勉強していきたいです。また、教職免許を取得することもできたので、この経験と知識を卒業後の仕事に活かしていきたいと思っています。
PICKUP!
\ 注目の講義 /
専門演習
観光経済学
専門演習では、これまで履修してきた講義の知識を実践的に活用します。学んだことを実践する中で初めて気付く発見が多く、専門的な学びがより一層深まります。
 MESSAGE / 学生

地域活性化に関連する経済学を
もっと深く学びたいと思い、
実践経済学科を選びました。
実践経済学科 3年(取材時)
岡山県 出身 笠原 早詠さん
 なぜこの学科を選びましたか?
 高校生の頃に地元の地域活性化を手伝う活動に参加し、住民の方たちと協力しながら地域のパンフレット制作などに取り組みました。
その時の経験がきっかけとなり、地域活性化に関連する経済学をもっと深く学びたいと思い、実践経済学科を選びました。

 現在学んでいることや学科の魅力は?
 現在は、観光における地域経済活性化について学んでいます。観光地の現状を知るため、観光客の方へのアンケート調査や、関係団体の方へのインタビュー調査を実施。その結果を集計・分析し、地域の観光における課題や魅力、経済活性化に繋がる方策を研究しています。

 長崎県立大学に進学してよかったことは?
 とにかく実践的な学びができることです。「しまなびプログラム」のように自分たちで考える活動はもちろん、講義の中で企業の方から直接話を聞く機会も多いため、地域の課題や現状をより自分事として捉えて学ぶことができます。学生にとって過ごしやすい環境も整っていて、先生方や職員の方が学生の話を親身に聞いてくれる印象です。

PICKUP!
\ 注目の講義 /
専門演習
この講義ではそれぞれの専門分野をより深く学ぶことができるので、主体性を持って興味のある研究に打ち込むことが可能です。私は観光における地域経済活性化についての研究を中心に、アンケート調査に取り組んでいます。
卒業生インタビュー
Q&A
実践を学べる特徴的な講義を教えてください
実践経済学科では数学の知識が必要ですか?
進級・卒業するための資格検定試験はありますか?
実際に地域の中で学ぶ機会はありますか?
実践的な経済学って具体的に何ですか?
どんな人におすすめの学科ですか?

PICK UP -おすすめコンテンツ

クラブ&サークル活動についてはこちら
入試情報についてはこちら
進路・就職状況
入学を決めた理由
長崎・佐世保ってどんなところ?はこちら
授業料・入学金についてはこちら
障がい者支援についてはこちら
TOPへ戻る
資料請求はこちら/お問合せはこちら