シーボルト・カフェ「胎児性水俣病患者たちは 今 出生、苦難、希望、自立…そして 」を開催しました
2018-11-03
平成30年11月3日(土)、本学シーボルト校にて「シーボルト・カフェ -生きるを育む-『胎児性水俣病患者たちは 今 出生、苦難、希望、自立…そして』」を開催しました。
今回は、水俣病胎児・小児性患者の方々が集う「社会福祉法人さかえの杜 ほっとはうす」から、施設長である加藤タケ子氏、胎児性水俣病患者である永本賢二氏、松永幸一郎氏をお招きし、「胎児性水俣病患者たちは 今 出生、苦難、希望、自立…そして」をテーマにご講演いただきました。
まず初めに、本学国際社会学科教員の村上雅通教授より水俣病年表の解説があり、施設長である加藤さんから「ほっとはうす」についての説明がありました。その後、胎児性水俣病患者であるお二人から生い立ちや差別偏見について、また、そのような逆境の中でも明るく逞しく活動されている現在についてのお話がありました。
参加者の方からは「深く知らなかったと気付かされました。前向きに生きていらっしゃる姿がたくましく、私自身も励まされました。」「水俣病患者当事者の生の声が聞けて良かった。まだ終わっていないことなんだと現状認識を新たにしました。」「私にとってTVや学校の授業でしか知らなかった「水俣病」は今まで“歴史”になっていましたが、今回のお話を聞くことで“現在”のことであり、また自分自身にとって親と同じ年代の方々だったことで、すごく考えさせられる問題だと感じました。」など、たくさんの感想をいただきました。
今回は、水俣病胎児・小児性患者の方々が集う「社会福祉法人さかえの杜 ほっとはうす」から、施設長である加藤タケ子氏、胎児性水俣病患者である永本賢二氏、松永幸一郎氏をお招きし、「胎児性水俣病患者たちは 今 出生、苦難、希望、自立…そして」をテーマにご講演いただきました。
まず初めに、本学国際社会学科教員の村上雅通教授より水俣病年表の解説があり、施設長である加藤さんから「ほっとはうす」についての説明がありました。その後、胎児性水俣病患者であるお二人から生い立ちや差別偏見について、また、そのような逆境の中でも明るく逞しく活動されている現在についてのお話がありました。
参加者の方からは「深く知らなかったと気付かされました。前向きに生きていらっしゃる姿がたくましく、私自身も励まされました。」「水俣病患者当事者の生の声が聞けて良かった。まだ終わっていないことなんだと現状認識を新たにしました。」「私にとってTVや学校の授業でしか知らなかった「水俣病」は今まで“歴史”になっていましたが、今回のお話を聞くことで“現在”のことであり、また自分自身にとって親と同じ年代の方々だったことで、すごく考えさせられる問題だと感じました。」など、たくさんの感想をいただきました。
シーボルト・カフェでは、この他にも様々な講座の開催を予定しており、公式HP等を通じてお知らせいたします。皆様の参加をお待ちしています。
※「シーボルト・カフェ」とは、平成16年度に「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」(文部科学省)に採択された「シーボルトキャラバン-生と性の主人公になろう-」の取組を拡充させたもので、人の心と身体を充実させる視点からの地域活性化を図るものです。