本文へ移動

学生広報スタッフ

News & Topics

学生広報スタッフ『新任教員取材シリーズ』企画  虞 尤楠 講師
2022-07-11
 皆さんこんにちは!学生広報スタッフです。本学の先生方を取材しご紹介する「教員取材シリーズ」。今回は、地域創造学部実践経済学科の虞 尤楠(グ ユウナン)先生を取材させていただきました。虞先生が大学教員を目指したきっかけや、教育にかける想いを伺ってきました!

1.先生の専門分野は何ですか。
 主に労働経済学・政策評価を専門分野として研究をしています。

2.先生の教育理念は何ですか。
 私の教育理念を示すキーワードは“因材施教”です。これは、学生の性格、興味、能力などに応じた教育を実施する意味なのですが、学生一人一人にこの想いをもって接したいと心がけています。学生の皆さんは、ひとりひとり好きなことや勉強法は異なりますが、そのような違いを尊重し、その人に1番適切な方法で指導したいです。
 そして、経済学に関する専門知識を身に付け自信を持ってもらうことで、社会に出た後も学んだことを発揮できます。そして自己実現につなげてほしいと考えています。

3.先生は学生時代をどのように過ごされていましたか。
 まず、学習計画を立て、目標に向けて努力しました。 勉強の時は勉強に専念し、休みは旅行でリラックスしました。ヨーロッパに1か月間旅行に行ったこともあります。食べることが好きなので旅行の際には美味しいものを食べます!学業と休みをはっきりと分けることで、効率的に勉学にも取り組めました。
 また、読書や学習をなどを習慣づけるとともに、専門分野と関連する知識も自学し、知見を広げることに努めてきました。学校の授業だけでなく、言語、料理なども学びを重ねてきました。勉強は、終わったあとの達成感が得られるので好きですね。

4.先生が大学教員を目指そうと思ったきっかけは何ですか。
 父が中国の大学に勤務していまして、子供の時から大学の自習室で勉強することがあったのがきっかけです。そして、自分が持っている知識を与えることで誰かの役に立ちたいという思いから、教師になる夢を持ちました。
虞先生を取材する学生広報スタッフ
5.赴任されて3ヶ月近く経ちますが、先生が考える長崎県立大学で学ぶメリットは何ですか。
 県立大では単なる知識を学ぶのではなく、実践的な学びが重視されています。その象徴がフィールドワークですが、社会に直結しているだけでなく、楽しみながら勉強することができると思います。企業インターンシップ、しまなびなどの授業では、地域とのつながりがとても強いと思います。 
 このような座学以外の活動では、地域活性化を現実的な課題として捉え、社会に出る前に様々な経験ができると思います。こうした科目だけでなく、魅力的な様々な授業がありますし、また資格が卒業要件もあることで就職に役立ちます。本学の先生方みなさんは日々真摯に教育と研究に向き合う姿をお見受けし、感銘を受けることもしばしばです。また、職員の方も親切です。佐世保市は自然と近くて、住みやすいのもいいですね。また、海外の方も多いので英語を話すチャンスもあります。

6.先生が学生に求めるものは何ですか。
 勉強意欲、態度、努力する姿勢です。その人の真価は勉強の成績だけでは判断できない要素がたくさんあると思うのです。多くのことは努力次第でできるようになります。自分の力を信じて、努力を惜しまない姿勢を貫いてほしいです。
笑顔で取材に応じる虞先生
7.学生に一言メッセージをお願いします。
 “功不唐捐”という言葉を贈りたいです。この言葉は学生時代先生が教えてくださいました。努力は決して無駄にはならないという意味です。努力して、すぐには成果として結実しないかもしれません。しかし、今日の努力は未来のどこかで、必ず身を結びます!まずは目標を持つことが大切です。目標を持って努力することで将来がはっきりしてくると思います。
 私から見た長崎県立大学の学生のみなさんは「やってみたい」というモチベーションがすごく高いと感じています。ですので、どんなことでもまずあきらめずに挑戦することは大事です。
 最後に私のおすすめの勉強方法をお教えしますね!本や教科書で読んだ内容をレジュメとしてまとめ、キーワードや重要語句を整理し、何度も読み直すことです。私自身暗記することが苦手なので(笑)、読むだけではなくこのようにまとめることで、理解を深めるとともに、振り返りをする時などにも役立ちます。人それぞれ勉強方法は違いますが、暗記が苦手な学生さん、ぜひ試してみてください!
学生時代の学習の秘訣まで教えてくださった虞先生
 今回のインタビューで初めて虞先生とお会いしましたが、笑顔で接してくださる優しさだけでなく教育にかける情熱や、生徒想いの姿を感じることができました。
 虞先生、お忙しい中インタビューにご協力いただきありがとうございました!

取材:地域創造学部公共政策学科1年 金子智香
記録:経営学部経営学科1年 森永凜奈
撮影:地域創造学部公共政策学科2年 古谷雪音
TOPへ戻る