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学生広報スタッフ

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学生広報スタッフ『新任教員取材シリーズ』企画 バロリ ブレンディ 講師
2022-07-08
皆さん、こんにちは!学生広報スタッフです。今回は、公共政策学科のバロリ ブレンディ先生を取材させていただきました。
 
1.先生の専門とされている研究内容について教えてください。
 私の、専門分野は総合人文社会学と観光学です。その中に、観光まちづくり、観光と地域振興、観光とSDGs、マイクロツーリズム、ラーニングワーケーション、地域活性化、産官学金連携による地方創生、課題解決型人材育成があります。
バロリ先生を取材する学生広報スタッフ
2.先生の教育理念を教えてください。
 長崎県立大学の教育理念のもと、柔軟性のある発想力と勇気のある行動力を基盤に、これからの不安な時代の中、進展著しい地域社会・国際社会のイノベーションに向き合う能力と気概を有した創造力、達成力に富んだ未来の地域人材を育みたいと考えています。
 アクティブラーニング、体験型プログラムとフィールドワークを通して課題解決能力の人材を育成することが、私の教育の主な目標です。地域資源とその活用を学びながら、学生たちが協働で課題を発見し、解決を導き出す技能を修得するように努めています。
 私の専門分野へ進めていく上で必須となる、異文化や国際交流、国際社会の基本的な知識を体系的に教え、長崎県に限らず日本が抱えている課題について、産学官金および地域住民と共に学び合い、解決策を考え、実際に行動する人材育成にも貢献します。、現在の社会に内在する課題を見出すとともに、自らもしくは、多様な他者との協働を通してその解決を導き、持続可能な地域の発展を牽引する中核人材育成にも貢献したいと思います。

3.先生はどのような学生生活を送られていらっしゃいましたか?
 私は、バルカン半島にあるアルバニアという国で生まれ、2000年に来日するまではアルバニアで生活していたので学生時代は、母国の学校に通っていました。小学生のころからサッカーをしており、大学まで熱心に続けていました。

4.先生が大学教員を目指そうと思ったきっかけはなんですか?
 大学卒業後は、アルバニアで2年間公務員として働きました。しかし、その後のキャリアアップのために、日本で学位を取ろうと考え、日本の大学院に進みました。無事に学位を取得したので、日本で学んだことをアルバニアで活かそうと考えていましたが、当時のアルバニアは情勢が不安定だったため、帰国を諦め、日本で研究をしようと考えました。その後、研究を行っていくなかで自分の知識を学生たちに還元したいと考え、教員生活を始めました。

5.赴任されて3か月近く経ちますが、先生が考える長崎県立大学で学ぶメリットはなんですか?
 長崎県立大学は、静かできれいな、勉強・研究しやすい環境にあるとおもいます。加えて、教員の専門分野は幅広く、多様性に富んでいるので、多面的に学ぶことができます。大学の学際的な教育の質は高く、グローバル規模の問題を巧みに、創造的に、そして柔軟に立ち向かう学生の能力を育てる環境がそろっていると思います。

6.先生が学生に求めるものはなんですか?
 大学で学んだこと、知識やスキルの実際の課題解決場面で活用して頂きたいです。地域振興と地域活性化を目指す上で必須となる、異文化や国際交流と国際社会の基本的な知識を学ぶ場を提供するので、実社会に活かしていただきたいです。長崎県に限らず、日本が抱えている課題について、産学官金および地域住民と共に学び合い、解決策を考え、実際に行動してください。また、現在の社会は多面的かつ複雑な課題に直面しているため、大学では学生のうちに様々な知識を身に付け、これらの課題に取り組むために必要なスキルを身に付けていただきたいです。


教育への想いを熱く語るバロリ先生
7.先生が考える学生だからこそできることや、学生の内にやっておいた方がいいことはありますか?
 勉強、サークル、ボランティア活動などの社会・地域貢献や、それらを通して出会いを広げることが大事だと思います。特に、学生のうちは自分のやりたいことをやりましょう。

8.学生に一言メッセージをお願いします!
 大学生活を楽しく、充実して過ごせるため私たち教員一同、応援と支援をしていますので、頑張ってください!
取材中も笑顔が絶えない、優しいまなざしのバロリ先生
後記
 バロリ先生の研究内容、教育理念だけでなく、先生が日本で教員を目指したきっかけやそれまでの経緯も伺うことができ、大変ためになる取材でした!バロリ先生は大変ユーモアのある先生でお話する前は緊張していたのですが、先生の人柄のおかげで楽しく取材を行うことができました。
 バロリ先生、お忙しい中取材に応じてくださりありがとうございました!

取材:地域創造学部公共政策学科3年 古賀香雪
議事録:地域創造学部実践経済学科1年 梶原漱己
撮影:地域創造学部実践経済学科1年 嵩下詞音
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