【vol.83 2019年11月】(タイ・タマサート大学 大久保 裕子さんより)
国際社会学科2年 大久保 裕子
8月からタイのタマサート大学に留学している国際社会学科2年の大久保裕子です。12月中旬にはfinal examが終わる予定で、タイでの留学生活もあっという間に終わりに近づいています。今回は私のタイでの生活についてお話ししたいと思います。
まず、大学の図書館やラーニングセンターにはPCや勉強スペースがたくさんあり、コンセントや大学のWi-Fiも不自由なく使えます。図書館には英語の本が多数あり、分野も幅広いので、興味のある本をよく借りたりします。どちらも勉強するための環境が整っているので、自習するときによく利用しています。大学では英語が通じない場所のほうが多いこともありますが、周りの学生に助けてもらったり、自分でどうにか解決するのも楽しかったりします。(笑)私はタイで体調が悪くなったこともあったのですが、その時もその場で声をかけてくれたタマサートの学生が大学の病院まで連れて行ってくれました。(病院は診察はもちろん薬ももらえて、何回行っても無料です!)ランシットキャンパスには日本各地から留学生が来ており、私の寮にも10人弱日本人が住んでいます。困ったときには、ルームメイトや日本人の友人に本当に助けられています。
私が住んでいるHausという寮は大学から15分ほど歩いた場所にありますが、朝と夕方にスクールバスが出ています。寮のスタッフは皆本当に親切で、毎朝挨拶をしてくれたり、私はタイ語がほとんど話せないのですが、簡単なタイ語や英語でいつも話しかけてくれます。ここの寮は他の寮に比べると少し割高ですが、新築で環境や設備が整っていて、大学の勉強に集中することができ本当に快適に暮らしています。
大学周辺は少し田舎ですが、15分ほど行ったところにFuture Parkという大きなショッピングモールがあります。ここには何でもそろっているので、バンコクまで行く時間がないときや、少し買い物がしたくなった時には最適です。ドンムアン空港も学校から20~30分のところにあり、私はリゾート地のサムイ島やパンガン島、チェンマイに行きました。国内だけでなく、マレーシアに行ったり、ベトナム、シンガポールにも行く予定です。旅行が好きな方は国内外問わず、日本からより安く行けるのでタイを選んでみても楽しいと思います。また、コンサートホールのインパクトアリーナもドンムアン空港の近くにあり、私はKPOPのイベントに行きました。先日はアイドルグループの嵐がインパクトアリーナを訪れ、記者会見を行ったことでも話題になったかもしれません。そんな楽しみもこのランシットキャンパスだからこそ、できると思います。
私はタイに来てから周りの環境に本当に恵まれているなと感じています。タイに来てから言葉が通じなかったり、体調を崩したり、夜中に携帯電話を失くしたこともありましたが、そんなときはルームメイトやタマサートで出会った友人、それだけではなく道端で声をかけたタイ人の方皆が助けてくれて、ほとんどのことは解決できています。(携帯電話もすぐに見つかりました!)
タイの人は本当に親切な人が多く、言葉でつまづくこともありますが、それ以上に出会った人々のあたたかさや環境の楽しさのほうが大きいです。アメリカや他の英語圏にこだわらないのであれば、日本人にはとても刺激的な国だと思うのでぜひタイに行ってみてはどうでしょうか?