【vol.80 2019年11月】(アメリカ・フラットヘッドバリーコミュニティカレッジ 青山 星璃翔さんより)
国際経営学科3年 青山 星璃翔
こんにちは。モンタナ州フラットヘッドバリーコミュニティーカレッジ(FVCC)に留学している青山です。先週は早くもミッドタームテストやエッセイの課題があり、この2カ月は本当にあっという間でした。それは授業や周囲の人たちのおかげで毎日充実している日々を送ることができているからだと強く思います。私の留学期間は4カ月なので残りの半分も1日1日大切にして過ごそうと思います。さて、今回はモンタナでの生活について簡単に紹介します。
まず、モンタナ州はとても自然が豊かな場所で私が通っているカレッジから車で1時間以内の場所にグレイシャー国立公園があります。水が透き通っている湖や、リス、グリズリー、シカなど、運が良ければハイキング中にたくさんの野生動物と遭遇することができます(ハイキングをする際にはクマよけスプレーや鈴を持ち歩きましょう)。
しかし冬が近づくにつれてしだいに封鎖されていくので9月下旬までに行くことをお勧めします(今年は9月中に雪が降りました)。他にもHornet LookoutやLone Pine State Parkという自然を味わえる場所が多くあります。モンタナの自然は日本とは異なりとても壮大でその美しさに言葉を失ってしまいます。そしてこの州では、消費税なし、お酒1杯くらいなら飲んでも運転できる、バイクのヘルメットは義務ではないなど、日本では考えられないことがしばしばあります。
次にカレッジの学生について紹介します。アメリカの大学はどこもそうだと思いますが、さまざまな年齢層の方が学んでいます。先生より生徒の方が年上という状況は多々ありますし、クラスでは全員が活発に発言します。また授業中にスナックやリンゴを丸かじりするという光景は日常となりました。初めて見たときは驚きと同時に笑いが止まりませんでした。お腹がすいたら食べる、気になったらすぐに質問する、疲れたらストレッチをするなど自由ですが、携帯電話を触っている人はほとんど見かけません。寝ている人は一度も見たことがありません。みんなイキイキと楽しそうに授業に参加していて、日本の授業とはまた異なる体験をすることができています。
そして私はここにいる人たちがとても好きです。誰でも"Hi!"と気軽に挨拶を交わしたり、お店のレジでは店員さんと短い会話をして"Have a good day!"と言いあったり、本当にみんな親切でおもしろくて個性的で、そんな何気ない会話も楽しむことができます。
この2カ月で勉強だけでなく、日常会話で使うスラング、授業の受け方、食事、週末の過ごし方、文化の違いなどあらゆることを学ぶことができています。初めの方はクラスについていけず辛く感じる日もありましたが、今ではそれよりももっともっと楽しい経験や発見をすることができています!留学したいけど…と迷っている方がいたら、ぜひとも留学することをお勧めします。本当に最高の経験を得ることができると思います。