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留学生活体験記

【vol.62 2018年1月】(アメリカ・エドモンズコミュニティカレッジ 木場 菜摘さんより)

国際交流学科3年 木場 菜摘

皆さんこんにちは。私は9月からEdmonds Community Collegeへ留学しています。私は留学するまで、海外を3日ほどしか経験したことがなかったため、始めは半年間もアメリカで生活していけるのか不安もありました。しかし、とても親切な学校の方々やホストファミリーに出会えたこともあり、食事の面でも生活の面でもホームシックになることなく今日まで過ごすことができています。

現在私は、アメリカ人の両親と3人の小学生、犬と暮らしています。私のホストファミリーはとても優しく、いろいろなことを経験させてくださいます。毎週日曜日には一緒に教会へ通ったり、ハロウィンの日にはホストファミリーやその友達家族と一緒に近所のお家をまわってお菓子をもらったり、たくさんのアメリカの文化に触れることができています。一緒に生活する中で驚いたことは、ホストファザーとマザーが私の気持ちや性格を本当に理解してくれていることです。留学する前まで、漠然とアメリカ人と日本人は違うと思っていたため、私のことをわかってくれる人がいるということがとても心強く、いつも助けられています。

続いて、学習面について紹介します。私は、最初の学期に2つのクラス(15単位)を受講し、どちらのクラスも英語を学習することが目的だったので、クラスメイトはほとんどがアジアの国々からの留学生でした。授業内容は特に難しくなく、課題の量もそこまで多くありませんでした。先生方は授業終わりに質問時間を設けてくださり、授業で理解しきれなかったところやもっと深く理解したいと思ったときに、質問すればいつも丁寧に教えてくださいました。この授業の中でとても興味深いことを学び、卒業論文のテーマを決めることができました。この学校は、幅広い分野のクラスが充実しているので、次の学期に卒業論文のテーマに関連した授業をとることができ、とても楽しみにしています。

最後に交通面と食事面について紹介します。この学校は、田舎でもなく都会でもないところに位置しているため、バスに乗れば行きたい場所に行くことができます。バスも時刻表通りに動いており、移動や買い物の点においては、長崎での生活とほとんど変わらず、不便なく過ごせています。食事面では、私自身日本でファストフードをあまり食べなかったので大きな変化がありました。最初は食べ慣れないものが多かったですが、ほとんどの料理が美味しいので、食べず嫌いが減ったと思います。日本食が恋しいときは、お家でご飯を炊いたり、レストランに行った際にできるだけ日本食に近いものを選んだりしています。また、いくつかアジア食材店があるので馴染みのある食品を買うこともできます。

この留学を通して、アメリカだけでなく日本のいいところもたくさん知ることができました。留学すれば自然と英語ができるようになるということはなく、すべては自分の意識と行動次第だということを実感しています。留学期間も残り半分を切ったので、さらに時間を大切にして有意義な日々を送れるように頑張ります。
International Culture Fairにて
ホストファミリーと
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