【vol.57 2017年10月】(アメリカ・ウィスコンシン大学 オシュコシュ校 上田 雛子さんより)
国際交流学科3年 上田 雛子
こんにちは、国際交流学科 3年 上田雛子です。ウィスコンシン大学オシュコシュ校に来て1ヶ月が経ちました!他の留学生よりも早く現地入りしていたので早く生活に慣れることができ、学校生活も楽しく過ごしています。ウィスコンシン州オシュコシュは自然豊かで、とても穏やかなところが好きです。日本人が少ないので英語を積極的に使って交流をしています。
キャンパスはとても広く、学生もたくさんいるので、学校が始まったときはとても興奮しました!キャンパス内にはスターバックスが2つあり、授業前にコーヒーを買う人をよく見かけます。大学グッズもたくさん売ってあり、初めて訪れたときにはとても感動しました!施設も整っていて、ジムやプールがあり、友達と一緒にスポーツをして楽しんでいます。Fall semesterではGeography, Sociology, Social Justice, Women’s and Gender Studiesの4つの授業を履修しています。日本の大学と比べて、毎回出る課題がとても多いです。
とくにリーディング課題が多く、大量のページを読まないといけない時がありました。授業スタイルも日本とは異なり、ディスカッションや授業中に先生へ積極的に質問するのが当たり前です。これを出席点とみなしている先生もいます。最初の1週間はとても緊張していましたが、先生方はとてもフレンドリーで、友達もたくさんできた今では積極的に授業に参加しています。小テスト(Quiz)はよく行われます。Pop Quizといって予告なしにある小テストもあるので毎日予習することが日課になっています。
授業が始まったばかりですが、先週はさっそく試験がありました。先生たちはとても優しいので、テスト前にオフィスアワーを利用してテスト対策をしてくださいました。教科書は非常に高く、1冊2万円するものもあります。しかし、レンタル制度や中古のものもあるのでアメリカの学生は工夫して教科書を購入しているようです。また、授業の一環としてイベントにも参加することがあり、毎回とても興味深いです!今のところ2つのイベントに参加しました。イベントはPanel Discussion形式でいろいろな人の意見を聞くことができ、とても貴重な体験となりました。
私は学校が始まる前にホームステイを経験しました。私のホストファミリーは今までシーボルト校の学生を受け入れてくださっているEric・Melanie夫妻という方です。ホームステイが終わってからもずっと連絡を取っていて、ときどき一緒に遊びに行きます。私が小さいときからアメリカ文化に興味があったことを伝えると、2人はホームステイ中、食事を含め様々なことを体験させてくれました。
今ではS’moreとCheesy Potatoesは私のお気に入りのアメリカンフードです。週末にはMilwaukeeやキャンプグラウンド、ボート場に連れて行ってくれました。また、Thanksgiving Dayやクリスマスなども一緒に過ごす予定です。
私はここに来て本当に良かったと思っています。留学先を決めたのは、オシュコシュからシーボルト校に留学に来た学生と仲良くなったのがきっかけでした。オシュコシュでは現地の学生と一緒に授業を受けることができ、アメリカ文化だけでなくHmong文化についても知ることが出来ることに魅力を感じました。実際にオシュコシュに来てみて、人の温かさをとても感じています。
いつも私に声をかけてくれて、困ったことがあったらいつでも助けてくれます。私のことを日本人や留学生ではなく’’オシュコシュの学生’’として受け入れてくれています。今、私が今こうして留学できているのは家族や友人、長崎県立大学の先生や留学支援担当の方、オシュコシュに留学した先輩たちのおかげだと思っています。この1年を悔いが残らないように過ごしていきたいと思います。
最後に留学を考えている皆さん!少しでも留学したいという気持ちがあるなら挑戦してみてください。私は4歳の時からの「留学する」という夢をやっと実現することができました。留学に行くまでは道のりが長く大変で諦めたくなる時もあると思います。
でも、しっかりと備えて諦めず挑戦してみてください。きっと留学が何かを変えてくれると思います!私自身も前より自信を持てるようになったと思います。応援しています!