【vol.47 2016年10月】(中国・湖北大学 佐藤 陽一さんより)
国際交流学科2年 佐藤 陽一
你好(ニーハオ)!こんにちは。今年の九月から中国の湖北大学に交換留学中の佐藤陽一です。
留学してから早くも二ヶ月が経とうとしています。こちらでの生活にも徐々に慣れ始めてきたところです。私の留学先である湖北大学は、中国の中央に位置している湖北省武漢市という、都会でもなく田舎でもない中流都市にあります。私はそんな湖北省を、二ヶ月という短い期間の中ではありますが、大変気に入りました。湖北大学の近辺には大きなショッピングモールもあり、不便なことはありません。そして何より、何駅かバスに乗れば中国文化遺産である黄鶴楼に行くことができます。私はこの二ヶ月の間に何度か黄鶴楼に足を運びました。黄鶴楼の周辺には户部巷という街があり、そこでは様々な中国特有の出店を見ることができ、中国の街並みを知ることができます。
私は現在大学の寮に住んでおり、その寮では三人一部屋で様々な国籍の学生が暮しています。私はタイと中国(香港)の学生と暮らしています。彼らとはすぐに仲良くなることができ、中国語と英語を交え試行錯誤しながら交流しています。国も違えば文化も異なるため、お互いの文化を共有しつつ助け合いながら生活しています。
授業は各レベルに分かれて行われています。各国の留学生と共に授業を受けるため、授業では中国の文化はもちろんのこと、他国の文化についても度々話し合い知ることができます。特に文化の違いを感じるのは欧米からの留学生です。日本、中国、韓国も異なる所はもちろんありますが、それほど違いは大きくありません。
しかし、欧米とは大きな違いを多々感じました。例えば、日本では礼儀をとても大事にするのに対し、欧米ではそれほどまでには重要視しません。このように、世界各国から留学生が集まるため、日本では知り得なかったことを、ここ湖北大学にきて知ることができました。これからの留学生活も有意義に過ごしていきたいと思います。
写真は中秋節に重慶へ旅行に行った際のものと、留学生全員の集合写真です。
写真は中秋節に重慶へ旅行に行った際のものと、留学生全員の集合写真です。