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留学生活体験記

【vol.41 2016年3月】(韓国・東亜大学校 河合 祐実さんより)

国際交流学科3年 河合 祐実

こんにちは。私は去年の9月から釜山にある東亜大学校に、交換留学生として通わせていただいています。早いもので、釜山に来てから8カ月が経とうとしています。今回の留学体験記では、韓国語の授業や釜山での生活についてお話します。

まず、韓国語の授業について紹介します。今学期は学部授業しか取っていないのですが、前学期と前々学期は東亜大学校の語学堂で韓国語を学びました。語学堂とは大学付属の語学学校のようなもので、外国人が韓国語を学ぶところです。授業は1日4コマで、1コマ50分の授業です。中級・高級クラスが9時から1時までの授業で、初級クラスの授業が1時から5時までとなっています。
授業では、「読解」、「聞き取り」、「スピーキング」の3科目を学びます。作文は、授業がない代わりに宿題として作文の問題を解いてきて、先生に添削してもらうという形で勉強します。また、語学堂には様々な国から来た人がいます。私の前学期のクラスメートは、日本人、ベトナム人、中国人、台湾人、ウズベキスタン人でしたが、私たちの共通語はもちろん韓国語です。このように韓国語を学びながらも、クラスメートから様々な国の文化についても学ぶことができ、興味深いです。

次に、生活について紹介します。釜山は韓国第二の都市と言われるだけあって、栄えています。人の多さもそうですし、公共交通機関も非常に発達しています。地下鉄もあるので、私も移動の際はほとんど地下鉄を利用します。食事についてですが、私の寮では調理が禁止されているため、食事は外で済ませます。学校の近くには安いお店も多く、一食500円以下で済ませることが出来ます。学食は300円以下という価格で安く利用することができます。
ご飯は日本人の友達や、韓国人の友達、先輩と行くことが多いのですが、韓国人の先輩と行くとおごっていただくことも多いです。これは、韓国の儒教文化から来ているそうですが、このように日常生活の中からも文化を学べるのも留学のメリットのように感じました。

最後に留学してみて感じたことについてです。留学してみて、私は今まで周りに甘えていたんだということを思い知らされました。自分がしなくても、誰かがしてくれるという考えを自分も知らないうちに持っていたんだなと気がつきました。留学では自分から動くことが重要となります。自分から動かなければ言語のスキルが伸びることはないですし、成長することもないと感じました。留学生活残り3カ月間では、この「自主性」を念頭に置き、後悔の残らないように生活したいと思います。
語学堂のクラスメートたちと
サークルの合宿の様子
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