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留学生活体験記

【vol.39 2016年1月】(アメリカ・エドモンズコミュニティカレッジ 瀬島 咲希さんより)

国際交流学科2年 瀬島 咲希

私は2015年9月から、アメリカ・シアトル近郊にあるエドモンズコミュニティカレッジに交換留学生として来ています。スターバックスやイチロー選手が在籍していたマリナーズで有名なシアトルですが、カレッジは都心から車で20分程とアクセスの良い自然がいっぱいのキャンパスです。早いもので、交換留学も残り半分を残すところとなりました。この3か月の生活の様子や体験、感じた事をお伝えできればと思います。

コミュニティカレッジは、日本でいう「短期大学」のような形態で、通っている学生は国籍、年齢など本当に様々です。色々な世代や国の人々と交流できるというのが、1つの利点なのではないでしょうか。入学してすぐに英語のテストを受け、その結果から割り当てられた英語のクラスとスペイン語、そしてビジネスマネージメントのクラスを秋学期は受講しました。私は交換留学生という事で、全ての講義を受講することが出来ましたが、その多くは英語力を求めるもので、条件を満たしていないために実質的に受けられる講義に限りがありました。マネージメントの授業では、グループワークやディスカッションが多く、積極性を求められる機会が多くありました。

授業以外では、大学内のISS(International Student Service)という部署が定期的に企画するイベントに参加し、ハイキングやオレゴン州ポートランド旅行などに行きました。大学が主催するイベントなどは、友達づくりや経験値という点から、積極的に参加すべきだと思います。
こちらでは、私はホームステイをしており、季節ごとの行事(ハロウィンやサンクスギビングなど)では、アメリカの文化を家庭から体験することが出来ます。ホストファミリーはとても優しいご高齢の夫婦で、いつも私の事を考え、話を聞いてくれ、たくさんの事を教えてくれます。私がこうして快適に生活できるのも、ホストファミリーのお陰です。また、日本にいる時にはおそらく知ることのない、こちらの友人の世界中にいる家族のルーツ(友達に聞くのが一時ブームでした)やアメリカの日本に対する視点などを聞くことができ、日々過ごす中でどれもが新しい出会いや経験ばかりで楽しいです。

留学当初は、言語の壁や先の不安でモチベーションを上げるのがとても大変でした。そのような時、長崎県立大学から同じ時期にこちらへ交換留学生として派遣された1つ上の先輩や、全国からやってきた日本人の友人はやはり心の支えとなりました。もちろん、その他の国の出身の友人も多くでき、何でも話せる姉妹のような友人も出来ました。最初の1か月が過ぎ、友達や家族という居場所ができ、自分のやりたい事が明確になるにつれ、1日1日がとても楽しく、充実感を得るようになりました。今半分が過ぎ、「留学に来てそこで何か行動を起こす」ということが決して簡単な事ではなく、しかし、とても重要だということを感じています。自分次第だということをアメリカの大学に来てより痛感します。決して多いとは言えない与えられた時間を無駄にしないよう、日本の家族や友人の支えにも感謝し、残りの3か月も自分らしく精一杯頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ハロウィンにて友人とかぼちゃ狩り
カレッジのクラブフェア
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