【vol.108 2025年1月】(中国・華僑大学 山口 由希さんより)
毎日全力!華僑大学生活
皆さんこんにちは。2024年9月から2025年1月の約5か月間、中国のアモイにある華僑大学に留学していた山口由希です。華僑大学での学習、中国旅行を終え日本に帰ってきた今、私の人生史上一番充実していた留学生活を振り返ってみたいと思います。
私は大学から中国語を学び始め、中国語のテストやHSK5級の試験はぎりぎり合格できる、ほとんど喋ることができないという状態で一人での渡航、華僑大学留学開始でした。そのため、飛行機がアモイについた後、学校直通のバス、学校での手続きで周りの人が何を話しているのかわからない、自分が言いたいことが伝わらないという絶望的な語学力でした。そんな状態から留学生の友達や先生とそれなりの会話ができるようになったのは紛れもなくこの華僑大学での厳しい生活のおかげだと思っています。具体的に言うと、月曜日から金曜日まで毎日朝8時から始まる朝の音読,休む間もなく始まる中国語の授業(先生は中国語しか話さないためついていくのが大変)、課題、月1回あるテストで80点以下をとると週3回、2時間の夜自習に必ず参加という生活でした。
この厳しい生活を私がなぜ乗り越えられたのか、それは華僑大学で出会った人たちのおかげだと思います。様々な国から来た愉快なクラスメート、起きたくない朝やたわいもない会話など生活を共にしたルームメイト、中国語とバドミントンを教えてくれた中国人の大学生、学生のことを一番に考えてくれる先生などなど、本当にたくさんの人と出会い支えられて、楽しく留学生活を送ることができました。
また、学校では中秋節を祝うイベントや運動会などのイベントも盛んに行われ、世界各地のダンスや歌などとても賑やかで勉強以外でも楽しみが多くありました。
このように、多くの中国語の学習と中国語を使ってたくさんの人とコミュニケーションをとっていたおかげで、私は自分の中国語のレベルを上げると同時に中国、中国以外の国の文化など多くのことを学ぶことができました。
大学での学習期間が終わった後、私は友達と一緒に上海とハルビンへ旅行に行きました。上海では念願だったディズニーランドに行き、ハルビンではマイナス10度の天気、氷の世界を楽しみました。中国の中でも街の雰囲気や言葉のなまり、食べ物の味など全然違って本当に楽しく素晴らしい経験になりました。
今思うとこの留学期間は勉強に追われ、休みの日は遊びに出てとても充実していました。こんなに全力で毎日過ごすのは初めてで、最初は疲れてしまうこともありましたが、最終的には多くの学びを得ることができました。これから私は4年生になって就活、卒業論文など乗り越えなければならない壁がありますが、この留学で得た学びを活かして頑張っていこうと思います。
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クラスメートと先生と焼き肉を食べたとき
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中国で人気の火鍋を食べに行ったとき
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アモイにある遊園地にクラスメートと行ったとき
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ハルビンの冰雪大世界に行ったとき
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