【vol.102 2024年2月】(アメリカ・エドモンズカレッジ 丸山 彰護さんより)
私は今ワシントン州のエドモンズカレッジに交換留学中の、国際社会学科3年の丸山彰護です。留学中に感じた気づきや学んだことについて共有したいと思います。
学校について
キャンパスでは有名大学に編入するために、勉強熱心な留学生が沢山おり、学ぶ場としては適した環境です。車が無いと生活が大変なアメリカですが、徒歩圏内にはスーパーやジム、薬局、飲食店があり、バスを使えばユニクロやダイソーがある近くのショッピングモールにも行けるので、非常に住みやすい場所です。またビーチやダウンタウンにも気軽に行けるため、休日は友達と出かけて沢山遊ぶ事も出来ます。私はキャンパス内に位置している寮に滞在しており、友達と一緒に、夜遅くまで映画を見たり課題をしたりしています。勉学に励みつつ、色々な国の友達を作るには最適な留学先なのでおすすめです。
授業について
エドモンズカレッジでは基本的に1クォーターに3つの授業を受けます。そのため、1日に1~2時間程度で授業が終わり、時間割次第では全休の日を作る事も可能です。その代わりに毎日30~50ページ分を予習し、宿題としてミニエッセイや要約レポートを提出しなければなりません。私は他の留学生と比べて、全く英語が話せなかったので、だからこそ他の留学生の人1倍勉強しないといけないと思い、当初は毎日6~7時間ほど勉強していました。積極的に頑張った分、自分に返って来た実感が多くあり、友達の宿題を手伝い、授業では積極的にディスカッションに参加する事が出来ました。 カレッジでは様々な授業を受けることが出来、社会学、経済学の他に音楽やグラフィティデザインといった美術や体育などの授業を選択することも可能です。留学前にDuolingo English Testというオンライン試験を受けたのですが、そこで高得点を取れば選択できる授業も増えるのでぜひ挑戦してみてください。
自身の成長について
留学して半年程経ちますが、見違えるほどに成長した、英語が話せるようになった訳ではないですが、色々な人と出会えたことで新しい考えが芽生えたり、将来の目標が明確になったりと、留学したことを本当に良かったと実感しています。私は大学卒業後の未来を特に深く考えていなかったのですが、多様なバックグラウンドを持つ友人達と話し合うことでヒントを貰い、これからも頑張って生きようと感じました。 ワーキングホリデーや語学留学はいつでも出来ますが、海外の大学で英語話者の生徒達と授業を受ける事は大学在学中の交換留学ならではの体験なので、挑戦してみる事をお勧めします。興味がある方はぜひ検討してみてください。