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留学生活体験記

【vol.89 2022年2月】(中国・華僑大学オンライン留学 中村 優希さんより)

                                                                                                                                          経営学科 4年 中村 優希
 みなさんこんにちは、長崎県立大学佐世保校4年の中村優希です。
 私は2021年の9月から2022年の1月までの間、福建省の厦門市にあります華僑大学華文学院にオンライン留学をしました。本来なら2020年の3月から現地で留学できるはずだったのですが、ご存じの通りコロナの影響により留学派遣が中止となり、一定期間を経てやっとオンラインでの留学が出来るようになりました。
 私の留学先では、まずクラス分けのためのテストを受けることになります。そのため、実力不相応の授業を受ける羽目になる、ということは避けることが出来ます。また、周りも同じレベルの人が多いため、失敗を恐れずお互い励まし合いながら学習できる環境となっていました。ちなみに、最初の授業で「要不是(=もし・・・じゃなかったら・・・だったのに)」という構文を教わり、「もしコロナがなければ中国に行って勉強することができたのになぁ」という文章をみんなで作ったことが印象に残っています。
 オンライン留学では中国の暮らしや文化などを肌で感じることが出来ないため残念に思っていますが、講義は録画されているので何度も見返すことが出来たり、アルバイトをしながらでも授業を受けられる、現地に行かないので費用が低く済む、というメリットがあります。クラスメイトのあるタイ人は社会人留学の方で、職場から講義を受けていたりしました。違う世代の人と仲良くなれる、というのもオンライン留学のメリットかもしれませんね。
 また、オンライン留学を通して私の中国語力も上がったと思います。それぞれの留学スタイルには長所・短所がありますが、学ぶ意欲さえあれば語学力は上げられるということを感じました。みなさんも是非、留学に挑戦して語学力を更に磨いて欲しいです。

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