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海外語学研修体験記

【vol.5 2013年11月】(カナダ・バンクーバーアイランド大学 中村 拳さんより)

流通・経営学科3年 中村拳

今回の語学研修を思い返すと、カナダに滞在していた時に3つのこと、そして帰国後に1つのことを感じたように思います。カナダに滞在していた時に感じたことの1つめは、日本人の生き方以外にもたくさんの生き方があるということです。私がホームステイした家の人々は、夜の10時には寝ている場合が多かったのです。これは、日本では考えられないような生活です。また平日の真昼にレジャー施設に行くと、家族連れの人々を見かけることもあり、これも日本ではほとんど見られないと思います。ホストファーザーにカナダの人々はどのような生活様式で生きているのかを尋ねると、「自分は数日間必死に働いて、数日間休みを取る」と答えてくれました。このような生活様式に触れることは、とても大きな刺激になったと思います。

2つめは、夏の気候の穏やかさです。8月のカナダは日本のような蒸し暑さは感じないので、快適な日々を過ごすことができました。そして3つめは、これが私にとってもっとも大きかったことですが、今まで自分が勉強してきた英語がちゃんと通じるということでした。今までは机に向かって英語を勉強するのがほとんどで、自分の英語が通用するのか分かりませんでしたが、実際英語で会話し、その会話が成り立っている経験は、語学の勉強への意欲をもっとも高めると思います。帰国して感じたのは、以前よりも英語が聞き取れるようになっていたことです。これは、3週間英語に触れ続ける生活を送った結果だと思います。
以上のことから、私はこの語学研修は語学勉強の視点から、そして異文化理解の視点から見ても、十分に有意義なものであったと思います。
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