地域創造学部　公共政策学科3年　浦　真由紀

 

　中国での語学研修留学中は中国語の勉強ばかりに熱心にならず、中国で有名な食べ物にも挑戦してみてほしいです。私自身、中国留学をする前は中国の食が自分に合うかずっと気がかりでした。中国に来たばかりの時期は、日本から持ってきたお菓子や、中国のスーパーやコンビニで売られているパンをよく食べていました。

　しかし、中国での生活に慣れてくると、せっかく中国に来たのに中国の食を知らないまま帰国するのはもったいないと思うようになり、友達と一緒に中国の美味しいグルメを求めてあちこち散策するようになりました。すると、中国グルメには美味しいものが多く、日本人の味覚に合うものも多いことに気づくことができました。

　友達と日本にもあるハンバーガーチェーン店でハンバーガーを注文したときは、日本で食べたものよりもスパイシーなハンバーガーを味わうことができました。日本と中国の食の相違点を探しながら、中国の食を楽しむのも醍醐味のひとつです。

　さらに、本場の美味しい中国グルメを食べたいなら、現地の学生に中国グルメを紹介してもらうのもおすすめです。私は、中国にいる学生と一緒に「火鍋」と「ビャンビャン麺」を食べに行きました。どちらも一度は食べてみたいと思っていたので、勇気を出して現地の学生に声をかけると、快く美味しいお店に連れて行ってくれました。中国の学生を食事に誘うことで、コミュニケーションをとるきっかけにもなると思います。

　中国の食に触れることで、中国の文化の理解を深めたり、他の学生との交流ができたりと充実した時間を過ごすことができたと思っています。中国に来た際はグルメに限らず、色んなものに挑戦してみると、中国留学をより価値のある経験にすることができると思います。