2024年1月12日～1月13日、学生による「日中青少年交流研修プログラム」が実施されました。

 

　この研修プログラムは、中華人民共和国駐長崎総領事館協力のもと学生サークル「国際交流部」を中心に、中国人留学生と中国文化に興味のある日本人学生が企画しました。１泊２日の研修では、１１名の参加者が中華人民共和国駐長崎総領事館を訪れ、長崎歴史文化博物館、唐人屋敷、新地中華街、孔子廟、そして出島を見学しました。

　中華人民共和国駐長崎総領事館の訪問では、駐長崎総領事はじめ、皆さまとの交流会に参加し、日中友好親善に関する意見交換が行われました。張　大興　総領事からは、「長崎と中国との交流の歴史や中日友好交流の歴史に対する理解を深め、相互理解を促進して、中日友好関係の発展に青少年ならではの役割を果たしていただきたい」とのお言葉をいただきました。

　研修を終えた参加者からは、「中国文化をより深く知りたいと思い、中国語の勉強を進めたいと思う大きなきっかけとなりました。」「短い留学生活の中で、微力ながら中日友好交流に貢献したいです。」「中国人留学生との交流を通じて、繋がりの強さや大切さを学べました。」などの感想が寄せられました。

 

　今回の研修では、中国と日本の繋がりだけでなく、長崎の文化や歴史に対する理解も深まり、参加者にとって、異文化コミュニケーションや国際交流における自身の役割について考える契機となりました。