長崎県立大学学長プロジェクトとして推進している「長崎県内企業の海外事業展開戦略調査研究プロジェクト」の途中段階の成果発表の場として 「大学発：県内企業の海外進出支援フォーラム」を長崎県立大学としては初めて、会場とウェブ配信とのハイブリッド形式で12月10日（金）に開催いたしました。

　フォーラムでは司会・進行を経営学部　山本　裕　教授が務め、本学　木村　務　学長より開催挨拶を行った後、国際社会学部　河又　貴洋　准教授による本プロジェクトの活動の紹介を行いました。

　アリアケジャパン株式会社生産管理次長　大島　正徳　氏より「なぜ海外進出そして海外事業成長の秘訣は」と題し、自社の海外進出の事例紹介に加え、県内企業の今後の進出に資するよう、「海外進出の目的」、「海外会社の運用方法」、「海外会社の営業方法」などについて詳細なご講演を頂きました。

　続いて、元本学経営学部教授で現在は、八千代エンジニヤリング株式会社所属　江崎　康弘　氏より「中小企業の海外進出の課題と成功への鍵 」と題し、海外進出の状況分析と対処法について解説頂きました。

　また、長崎県経営支援課からの海外展開の支援活動についての説明後、「県内海外進出企業に対して」と題し、登壇者による討論会を行いました。

　　討論会は会場やウェブ参加者からの質疑に応える形で進行し、多くの質疑を受け、有意義なフォーラムとなりました。

　今回のご意見等はプロジェクトの今後の活動に反映させていきます。