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地域連携センター

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令和5年度春日集落活性化プロジェクトの最終報告会を開催しました
2024-02-29
 本学の地域創造学部公共政策学科では平戸市と平戸市構成資産の集落(春日集落)の持続可能な維持・発展に関する共同研究を行っています。今年度も従前までの取り組みを継続し、その成果に関する活動と同地域が抱える課題の検証について最終報告会を春日集落の観光案内所「かたりな」で開催しました。

 今年度は、公共政策学科で地域課題の調査研究に取り組む科目である「公共政策実習」において、同地域でのフィールドワークを始めとした様々な取り組みで平戸市の現状や魅力を把握するとともに、集落で抱える課題について検証・分析を行いました。また、地域活性化への取り組みとして住民の皆様と協力し棚田の観光資源としての更なる活用を企図したライトアップを行うなどの新たな取り組みを行いました。

 学生を主体とし、地域とのつながりのもとで継続してきた本学科の地域課題解決型プログラムで、更なる集落の活性化に取り組んできた今回の取り組み。学生と共に取り組む様々な活性化の中で、集落の方々が改めて地域を見直し、「誇りと愛着」、いわばシビックプライドをより感じていただけるきっかけの一つになったのではないかと考えております。

 地域に根差した今回の取り組みを総括する最終報告会では、学生たちが住民参加型の地域活性化のモデル構築のための活動を進めるなかで感じた課題や可能性の検証結果について、今回の取り組みの成果として地域の皆さまに提案をさせていただきました。

 発表の後、学生と住民の方々との交流会を行いましたが、交流会の中で今まで学生たちが気づかなかったような様々な意見や、新しい示唆に満ちたアドバイスを多数いただくことができました。ここで感じた課題やアドバイスををとりまとめ、次年度以降に継続してこの事業に取り組む後輩たちに、そのヘリテージを繋げていく予定です。

 末筆ながら今回の取り組みに多大なお力添えを頂いた平戸市文化観光商工部文化交流課の関係者の皆様及び春日集落住民の皆様に、改めて御礼申し上げます。


最終報告会後の交流会の様子(春日集落の皆様、平戸市文化観光商工部文化交流課の皆様、本学教員、学生の集合写真)
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